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Trellix Embedded Control - 導入効果

マイナンバーのセキュリティ対策

マイナンバー

平成28年1月より、社会保障、税、災害対策の行政手続きでマイナンバーが必要となり、民間事業者はマイナンバーを取り扱う上でセキュリティ対策が必要となります。セキュリティ対策の1つとしてウィルス対策が必要となりますが、マイナンバーを取り扱う全てのPCやサーバでウィルス対策はされているでしょうか?場合によっては、インターネットに接続されていないことを理由にウィルス対策がされていないPCやサーバがあるかと思います。以前は、こういったインターネットに接続されていない環境ではウィルスの被害はありませんでしたが、近年ではUSBメモリなどを経由してウィルスに感染するケースが増えています。ウィルス対策としては、ブラックリスト型のアンチウィルスソフトが一般的ですが、これはインターネットへ接続するなどパターンファイルを最新に保ち続ける必要があり、クローズドネットワークには適していません。Trellix Embedded Controlであれば、インターネットに接続されていない環境でもウィルス対策が可能です。

組込み機器のセキュリティ強化

ネットワーク接続やUSBメモリなどの利用により、組込み機器においてもコンピュータウィルスへの感染リスクが高まっています。しかし、従来のブラックリスト方式によるアンチウィルス製品では、Windows Embeddedといった組込みOSをサポートしておらず、また、コンピュータリソースが少ないなど、組込み機器に適していません。Trellix Embedded Controlでは、Windows Embeddedといった組込みOSをサポートし、かつ、少ないコンピュータリソースで動作するため、組込み機器のセキュリティを強化します。

クローズドネットワークのセキュリティ対策

クローズドネットワークといったインターネットから隔離されたシステムにおいてもUSBメモリなどによりコンピュータウィルスへの感染が広がっています。しかし、従来のブラックリスト方式によるアンチウィルス製品では、日々のパターンファイルの更新が必要となるため、インターネットへ接続するか、もしくは、パターンファイルを配布するためのサーバを設置するなどコストがかかってしまいます。ですが、Trellix Embedded Controlでは、このような日々のパターンファイルの更新は必要ありません。このため、コストを抑えながらコンピュータウィルスの対策を実現することができます。

レガシーOSの延命

システムの中にはやむを得ない事情により、Windows XPやWindows 7、Windows Server 2003/R2といったレガシーOSが稼働し続けているケースが少なくありません。これらのレガシーOSでは、セキュリティパッチの提供やアンチウィルス製品のサポートが終了するなど、新しいOSよりもセキュリティリスクが高くなっています。Trellix Embedded Controlでは、これらのレガシーOSもサポートしておりますので、レガシーOSの利用によるセキュリティリスクを下げることができます。※レガシーOS(Windows7/2003/2008R2)につきまして、2026/12/31をもちましてレガシーサポート終了となります。ご注意ください。

Windows Server 2008/2008 R2延命時のセキュリティ対策

Windows Server 2008/2008 R2の利用を続ける場合、ハードウェアの故障といったリスクを回避するため、仮想化する場合が多いかと思います。

Windows Server 2003の仮想化

しかし、2020年1月にマイクロソフト社によるWindows Server 2008/2008 R2のサポートが終了します。
このため、アンチウィルスソフトのサポート終了により新種のコンピュータウィルスや、新規のセキュリティ更新プログラムが作成されないことにより、ぜい弱性を利用した攻撃による被害を受ける可能性があります。

ぜい弱性を利用した攻撃

Trellix Embedded Controlでは、ホワイトリストメモリ保護機能により、新種のコンピュータウィルスやぜい弱性を利用した攻撃からWindows Server 2008/2008 R2を保護することで、マイクロソフトによるサポートが終了した後のセキュリティリスクを軽減します。