中国・上海工場へ『EXPLANNER/J』を短期間かつ低コストで導入できた要因として、トップの方針を日・中工場のプロジェクトメンバーが十分に理解していたこと、導入・展開のストーリーづくりと生産品目ごとのパターン検証を入念に行い、運用しやすい環境を構築したことがあげられます。今回のプロジェクトでは、関係する日中すべてのメンバーが情報共有しながら構築・導入作業を進めていきました。今後も、上海工場での運用拡大や日本工場への導入展開を、ウエスト様と一体となって進めていきたいと考えています。
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神戸ウェーブ株式会社
常務取締役
潮崎 幸彦 |
今回、ウエスト様が短期間かつ低コストでの『EXPLANNER/J』導入に成功された最大の要因は、西社長のお考えをプロジェクトメンバー全員が十分に理解していたことであると考えています。
ウエスト様は、社内におけるシステムの役割が“業務を改革するツール”という西社長のお考えのもと、常に改善意識を持ってプロジェクトに取り組まれていました。本社管理部のメンバーの方、今回『EXPLANNER/J』を導入する上海工場のメンバーの方、加えて、次期ステップを見据え、今後、同システムを導入予定の兵庫県・八千代工場のメンバーの方も、上海での打ち合わせに参加されていました。そして、互いに意見を出し合ってシステムのあり方、導入の進め方、運用方法を検討してこられました。
生産に関わる日・中各拠点のメンバーがプロジェクトに参加することによって、中国に進出する企業が共通に抱える文化や習慣の違いを理解し、かつ違いをうまく活用できたのも、成功の大きな要因になりました。たとえば導入時には、日・中の正月期間のズレから年末年始休暇を利用し、休暇で業務が停止している間に導入準備を進めることで、導入スケジュールを大幅に短縮することができました
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