OLF/TP-UW - 特長・機能

機能

「OLF/TP-UW」は、主にサーバ動作を行い、以下の機能を提供します。

TCP/IPコネクション(GWパス)制御機能

ゲートウェアサーバからのTCP/IPコネクション(GWパス)接続を実現します。

  • 1つのゲートウェイサーバと複数のGWパスを接続することができます。

  • ゲートウェイサーバのグループ化機能を実現し、ゲートウェイサーバを分散することができます。
  • グループ化するゲートウェイサーバは、異なるIPアドレスで構成することができます。

  • GWパスの障害を検出するGWパス障害監視機能を使用することができます。

セッション制御機能

クライアントからのセッション接続を実現します。

  • セッションの識別には、クライアントが付与した「識別情報」を使用することができます。
  • 「識別情報」ありのセッションごとに、業務(TPP)に見せる端末名、初期接続業務名などを定義することができます。
  • 「識別情報」なしのクライアントからのセッション接続ができます。業務に見せる端末名は、定義に従ってOLF/TP-UWが割り当てます。
  • クライアントのダウン、ストールなどを検出する障害監視機能を使用することができます。

    本機能は、GWパス障害監視機能とは独立して定義、実行することができます。

  • 一定時間送受信のなかったセッションを切断する、無通信監視機能を使用することができます。

GWパスとセッションの独立制御機能

特定GWパスに依存しない論理的なセッション制御機能を実現します。

  • 1つのGWパス上で複数クライアントのセッション制御、メッセージ送受信制御を行うことができます。
  • 同一セッションからのメッセージは、グループ内の任意のGWパスから受信することができます。

OLF/TP-UT互換機能

OLF/TP-UTを用いたACOS-4上の業務APは、ほぼそのまま移行ができます。

  • 問い合わせ型、非同期入力型、会話型トランザクションのサポート

  • VDメッセージ送信機能のサポート

  • 同期応答通知機能のサポート

  • 送受信メッセージの送達確認機能