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REPLICATION CTL LITE - 機能概要と製品の特長

機能概要

ACOS-2からのレプリケーション操作

REPLICATION CTL LITEでは、ACOS-2のJCLからDDR機能の指示を行うことが可能です。

ACOS-2からのレプリケーション操作

このDDR機能を利用することにより、次のような新しい業務を構築することが可能になります。

(1) DDR機能を用いたオンライン業務の時間延長

夜間バッチやバックアップによるオンライン停止時間を大幅に短縮
→24H営業、海外事業展開等による、オンラインサービス延長ニーズに対応

DDR機能を用いたオンライン業務の時間延長

(2)DDR機能を用いたバックアップ

複製ディスクをバックアップディスクとして利用可能。
→バックアップ時間を大幅に短縮

  • 煩雑なセーブテープ管理から開放
    • データ復旧時には、分離して保管している複製ボリュームから復元が可能
DDR機能を用いたバックアップ

【操作】

  1. 業務ボリュームに複製ボリューム(VOL1)を接続し、同期をとる。
  2. 本番業務を一時停止後、VOL1を業務ボリュームから分離後、VOL2を接続し、本番業務再開
  3. 本番業務を一時停止後、VOL1を業務ボリュームから分離後、VOL2を接続し、本番業務再開

※ 業務VOLと複製VOLは接続状態では同期がとれているので、分離状態にすることで複製ボリュームをその時点のバックアップディスクとしての利用が可能。

(3)RV即時活性化セパレート/RV保護リストア

  • RV即時活性化セパレート機能(並行処理の運用性向上)
    レプリケートのコピー処理が完了する前でもMVの最新コピーとしてRVを切り離し可能
    →レプリケートのコピー完了を待ち合わせなしでRVを利用するバックアップを実行可能
RV即時活性化セパレート/RV保護リストア
    • RV保護リストア(システムの可用性向上)
    MV側の更新I/OをRVに反映させずにリストア
    • MVへの全データコピー完了待ち合わせなしで同一データでのテストを繰り返し実行可能
    • MV復旧作業中にMVに障害が発生しても、RVのバックアップボリュームのデータは保持
RV即時活性化セパレート/RV保護リストア

ファイル変換機能との連動

ファイル変換ユーティリティ(FileConverter for ACOS-2/iStorage)と連携することにより、ACOS-2からのJCL起動でi-PX7300Vに接続された高機能Storage上のACOS-2順編成ファイル(複製ファイル)をWindows形式のファイルに形式変換を行うことができます。