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OLF/FL-RC - 機能概要と製品の特長
機能概要
順ファイル機能
COBOL順ファイル機能(順編成ファイルに対する順アクセス)に準拠しています。
コード変換/レコード変換機能
OLF/FL-RCでは、Windows環境にある以下の形式のファイルをアクセスすることができます。
- CSV形式1
- CSV形式2
- SDF(Sequential Data File )形式
- テキスト形式
- バイナリ(無変換)形式
また、ACOS-2とWindows間での文字コードの違いはOLF/FL-RCが吸収します。
[ACOS-2側] EBCDIC/JIPS(E)
[Windows側] JIS8/シフトJIS
Windows上のファイル形式がCSV形式1、CSV形式2、SDF形式の場合は、別に指定されたフィールド定義に従い、フィールド単位でコードの変換を行います。
テキスト形式の場合は、レコード単位でコードの変換を行います。
バイナリ(無変換)形式については、コード変換を行いません。
動的アロケーション機能
出力モード(出力、追加)でのファイルオープン時、Windows側に指定したファイルが存在しない場合には、動的にファイルを作成します。
動的資源切り替え機能
ユーザAP実行時における、Windowsファイルの動的切り替えが可能です。
ファイルの切り替えは、OLF/FL-RCの機能として提供する外部サブルーチンにて行うことができます。
外部サブルーチンでは内部ファイル名を入力として、対応する外部ファイル名とボリューム通し番号をプログラムから変更します。
外字サポート
外字に関しては、デフォルトでACOS-2側の外字コードをWindowsがサポートする外字領域1034文字と対応付けています。
また、デフォルト以外の任意のコードに割り当てるよう設定することも可能です。
製品の特長
OLF/FL-RCでは、ACOS-2システム上のCOBOLで作成されたアプリケーションプログラムから、Windows環境のファイルに対する作成/参照/更新を可能とし、データの共有による業務の効率化を実現します。
従来、ACOS-2上でファイルアクセスをしていたCOBOL-APが、JCL記述の変更だけで、ACOS-2上のファイルと同様にWindows上のファイルをアクセスすることができるようになります。対象とするWindowsファイルは、OLF/FL-RCの環境設定として登録(下記図環境設定テーブルに登録される)した上で、COBOL-APのJCL、$ASSIGN文で指定します。
