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技術支援情報

障害解析情報の採取方法

以下に拡張ネットワークプリンタサービスキット接続のプリンタ印字で障害が発生した場合の情報採取方法を示します。
プリンタを使用中に障害が発生した場合, 調査資料として「拡張ネットワークプリンタサービスキット」のログ採取ツールにてメモリダンプを採取していただく必要があります。
詳細については,拡張ネットワークプリンタサービスキットのオンラインヘルプをご参照ください。

現象発生時の作業について

再現が可能な場合、再現テストを行います。

  1. 事前設定にて追加したモードを削除してください。[1] 追加資料の設定方法について ー [ログ採取の設定] 手順の5. にて、設定済みのモードの削除を選んで行ってください。
    以降は同じ手順です。

  2. 現象直前と直後の数ページの印字結果をコピーでも良いですので送付願います。

  3. プリンタはOFF/ONして再度運用して下さい。

  4. 「拡張ネットワークプリンタサービスキット」のサービスを再起動してください。
    [6] プリンタの印字再開について

[送付して頂く資料]

  • ログ採取で取得したファイル一式
  • 印字結果
  • スプールファイル
  • フォームオブジェクト(フォーム印字時)
  • SGLST(Express5800/600シリーズ時)
  • サーバのIPアドレス情報(ipconfig /all)
  • 現象の発生日時
  • 操作上、何か気づいた点 等
ログ採取手順の概要
[1] 追加資料の設定方法について

本資料の採取は、障害発生の再現性が高く、また、採取すべき資料がある程度絞り込み出来ている場合や障害調査が難航している場合に速やかに実施できる事を目的として記載しています。
必ず、NEC関係者の指示に従い実施してください。

[ログ採取の設定]

  1. 「スタート」→「プログラム」→「拡張ネットワークプリンタサービスキット」→「ログ採取ツール」を選択して、ログ採取ツールを起動します。
  2. 該当プリンタのホスト名を1回クリックして選択します。

  3. ユーティリティ画面左上の「ダンプ」→「設定」を選択します。

  4. 「使用にあたって、十分注意願います。」という画面が表示されるので[OK]をクリックして設定画面を起動します。

  5. Log採取モードの中の設定可能な以下のモードを選択して[追加]をクリックし、「設定済みのモード」のBOXに追加してください。
    • ・データダンプモード
    • ・トレースログダンプモード
    • ・受信データダンプモード
    • ・KSP ログ(メモリ)
    さらに、再現性が100%で印字データ量が少量な場合は、
    • ・KSP ログ(ファイル[追記])
    印字データ量が大量の場合は、
    • ・KSP ログ(ファイル[cyclic])
    を追加してください。

  6. [OK]をクリックして設定を終了します。

  7. ユーティリティを終了します。

[事前確認]

  1. サービスコントロールマネージャーから、下記のサービスを一旦、「停止」してください。
     「Extend Network Printing System Server

  2. 拡張ネットワークプリンタサービスキットのインストールフォルダ(または、ログ採取ツールで設定されているログ採取パス)を確認してください。


  3. <2. のフォルダ>¥LOGにある ログファイルを全て一旦、削除してください。
    (再現テスト実行時の状態からのログを採取するため)

  4. 1. で停止したサービスを「開始」してください。
[2] 現象の発生確認について

プリンタは、決して電源OFFしないでください。
再現した日時を記録してください。

[3] 拡張ネットワークプリンタサービスキットのダンプ採取
  1. 「スタート」→「プログラム」→「拡張ネットワークプリンタサービスキット」→「ログ採取ツール」を選択して、ログ採取ツールを起動します。
  2. 該当プリンタのホスト名を1回クリックして選択します。
  3. ユーティリティ画面左上の「ダンプ」→「採取」を選択します。
  4. 確認画面で[OK]をクリックしてダンプ採取を行います。
  5. ユーティリティを終了します。
[4] プリンタ接続ボード(B4680プリンタ接続ボードまたは、ネットワークプリンタ接続ボード)の情報採取
[5] 採取した情報のセーブ
  1. 拡張ネットワークプリンタサービスキットのインストールフォルダ * を確認してください。
    そのフォルダ配下には、BIN,BOOTINF,FILE,LOG といったフォルダがあります。
    この SIFENV フォルダ配下のフォルダおよびファイルを、すべて別フォルダにコピーして圧縮してください。
    ([4]で採取したプリンタ接続ボードのダンプまたは、syslogファイルも、SIFENV フォルダ配下に含まれています)
  • *:
    インストールフォルダは、デフォルトで
     ¥PROGRAM FILES¥SIFENV または、
     ¥PROGRAM FILES¥NEC¥SIFENV
    となっています。

  • ログ採取ツールで設定されているログ採取パスが SIFENV フォルダと異なる場合は、 ログ採取パス配下のフォルダおよびファイルもセーブしてください。
  • 2.
    その他の資料
  • 印字結果
  • スプールファイル
  • フォームオブジェクト(フォーム印字時)
  • SGLST(Express5800/600シリーズ時)
  • サーバのIPアドレス情報(ipconfig /all)
  • 現象の発生日時
  • 操作上、何か気づいた点 等
[6] プリンタの印字再開について

以下のサービスの停止、プリンタのOFF/ON、サービスの開始を行うことで、APストールが解消されて、通常は再度印字できる状態となります。
    「Extend Network Printing System Server」

Express5800/100シリーズでアプリケーション実行環境/COBOLアプリケーション実行環境を使用される場合

現象発生時の作業」に記載のログ採取に加え、以下の手順で、アプリケーション実行環境での情報採取を行ってください。

アプリケーション実行環境/COBOLアプリケーション実行環境での情報採取
  • 以下の手順で情報が採取可能なバージョン
  • COBOLアプリケーション実行環境
  • アプリケーション実行環境 Ver6.0 以降
  • アプリケーション実行環境 Ver5.0 以前に、ESS Ver4.3 RL9803以降のRURを適用した場合

[採取手順]

  1. エクスプローラ等を使用して、以下のファイルを起動してください。

     %APENV%¥BIN¥PRNLOG.EXE
     (%APENV%:アプリケーション実行環境インストールフォルダ)
    ※アプリケーション実行環境 Ver6.0 以降では、「スタートメニュー」→「プログラム」→「アプリケーション実行環境」から、「プリンタ情報採取ツール」(PRNLOG.EXE)を起動できます。
    COBOLアプリケーション実行環境においても、「プリンタ機能ログ採取ツール」から起動できます。

    「アプリケーション実行環境プリンタ機能のログを採取します。」のダイアログで、「OK」をクリックして、ログ採取を開始します。

     メッセージ表示例:
    「以下のフォルダにログの採取が完了しました。
    C:¥:PROGRAM FILES¥APENV¥LOG¥*.*
    このフォルダの全てのファイルを採取願います。」

  2. 表示されたフォルダ配下の全てのファイルを採取してください。
B4680プリンタ接続ボード情報採取方法

以下の手順に従って、「B4680プリンタ接続ボード」のダンプ採取操作およびダンプファイルの採取を行ってください。

  1. プリンタ本体の後ろカバーを開けて、「B4680プリンタ接続ボード」のDUMPスイッチ(ボード内状態表示 LEDの横の白いスイッチ)を押してください。
    ダンプ採取に要する時間は、約2分です。

    ※DUMPスイッチ、ボード内状態表示LEDについては、B4680プリンタ接続ボードに添付されている「組み立て・取り扱いの手引き」に記載されていますので、そちらも参照してください。

  2. ダンプ採取中および、採取終了で、LED表示は以下のようになります。

      採取中 採取終了
    LED2 消灯 消灯
    LED1 赤 点灯 赤 点灯
    LED0 消灯 赤 点灯

     

  3. Expressサーバ上に、「以下のファイル・サイズ」で作成されていることを、エクスプローラで確認してください。 
    %SIFENV%¥BOOTINF¥BOOT¥aaa_bbb.ccc¥BOXDUMP.ddd
     
    • ・%SIFENV%:
       拡張ネットワークプリンタサービスキット インストールフォルダ
    • ・aaa.bbb.ccc.ddd:
       B4680プリンタ接続ボードに割り当てられたIPアドレス
       (例)IPアドレス 123.45.67.89 の場合
        ¥Program Files¥SIFENV¥BOOTINF¥BOOT¥123_45.67¥BOXDUMP.89

     ファイルサイズ:917,503 bytes

  4. 以下のフォルダ配下のファイルを全て採取してください。 
    %SIFENV%¥BOOTINF¥
    (例)¥Program Files¥SIFENV¥BOOTINF¥
  • 注意
    ダンプファイルの採取は、エクスプローラでコピー操作で行ってください。
    「切り取り」や「削除」によって、ディスク上のダンプファイルの削除を行わないようにしてください。
ネットワークプリンタ接続ボード情報採取方法

拡張ネットワークプリンタサービスキットのログ採取ツールを使用して、 「ネットワークプリンタ接続ボード」のsyslog採取操作およびsyslogファイルの採取を行なってください。

ネットワークプリンタ接続ボードのsyslog採取には、Windows標準のFTPコマンドを使用しますが、ファイアウォールを有効にしている環境では採取できない場合があります。(*)
一時的に、下記の回避策のいずれかにより、FTPコマンドを使用可能な状態へ設定変更してください。

  • *:
    ログ採取ツール(RAT)での「情報採取完了」画面でネットワークプリンタ接続ボードのsyslog採取を実行したときに以下の状態になる。
        (1) ポップアップが表示される場合。
        (2) ポップアップが表示されずに正常に採取が行なわれたように見えている場合においても、[一覧更新]ボタン押下後、以下のいずれかの状況にある場合。
        ・「一覧表示」部分にファイル名が表示されない。
        ・採取日時が更新されない。

回避策1

ファイアウォールの設定を一時的に無効にする。

回避策2

ファイアウォールの設定で、ftp.exe を一時的に許可する。

[設定方法]
(1) [コントロールパネル]-[Windowsファイアウォール]より、[例外]タブを選択してください。
(2) [プログラムの追加]を選択[参照]より、Windowsシステムフォルダ配下の ftp.exe を選択し、[OK]を押下してください。

Windows Server 2008 R2以降の環境の場合:
 [コントロールパネル]-[Windowsファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する]-[別プログラムの許可]より、
 Windowsシステムフォルダ(例:C:¥Windows)¥SysWOW64¥ftp.exe
を選択してください。

Express5800/600シリーズでご使用の場合

Express5800/600シリーズ向けに「プリンタ印刷トラブルシューティングガイド」を掲載しています (Express5800/100シリーズでも参考となる情報が記載されています)。
販売店・担当NEC営業に、ご確認願います。