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ISC BIND における複数の脆弱性
掲載番号:NV21-018
脆弱性情報識別番号:JVNVU#94179101
概要
ISC が提供する BIND には、複数の脆弱性が存在します。
・IXFR によるゾーン転送時に、セカンダリサーバにおいて SOA 情報が欠落しアサーションエラーが発生する - CVE-2021-25214
・DNAME レコードの処理時にアサーションエラーが発生する - CVE-2021-25215
・GSS-TSIG による認証処理時に、GSS-API で用いられる SPNEGO 実装の不備によりバッファオーバーフローが発生する - CVE-2021-25216
対象製品
ESMPRO/ServerAgentService
影響の有無
影響あり (RHEL6のみ)
対象となる製品のバージョン
全てのバージョン
対処方法
BINDを脆弱性が修正されたバージョンにアップデートしてください。
※RedHat社から、脆弱性が修正されたbind-utilsとbind-libsが提供されています。
https://access.redhat.com/errata/RHSA-2021:1468
・bind-libs-9.8.2-0.68.rc1.el6_10.11
・bind-utils-9.8.2-0.68.rc1.el6_10.11
参考情報
ISC
https://kb.isc.org/docs/cve-2021-25214
https://kb.isc.org/docs/cve-2021-25215
https://kb.isc.org/docs/cve-2021-25216
BIND 9における複数の脆弱性について(2021年4月)
https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2021/20210429-01.html
BIND 9.xの脆弱性(DNSサービスの停止)について(CVE-2021-25214)
https://jprs.jp/tech/security/2021-04-30-bind9-vuln-ixfr.html
(緊急)BIND 9.xの脆弱性(DNSサービスの停止)について(CVE-2021-25215)
https://jprs.jp/tech/security/2021-04-30-bind9-vuln-dname.html
(緊急)BIND 9.xの脆弱性(DNSサービスの停止・リモートコード実行) について(CVE-2021-25216)
https://jprs.jp/tech/security/2021-04-30-bind9-vuln-gsstsig.html
ISC BIND 9の複数の脆弱性に関する注意喚起
https://www.jpcert.or.jp/at/2021/at210021.html
更新情報
- 2021/10/29
-
ESMPRO/ServerAgentService を登録しました。