Japan
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掲載番号:NV18-012
脆弱性情報識別番号:JVNVU#97971879, VU#180049
CPU に対するサイドチャネル攻撃(CVE-2018-3639, CVE-2018-3640)
概要
プロセッサの投機的実行に関し、新たに2つの脆弱性が2018年5月21日に公開されました。
2018年1月に公開されましたプロセッサの脆弱性(Meltdown, Spectre)に類似する攻撃手法であることから、「Variant 3a」(CVE-2018-3640)、「Variant 4(Spectre-NG)」(CVE-2018-3639) と呼ばれています。
悪意のあるプログラムから保護されたメモリ領域にアクセスすることが可能になり、機密情報を取得される可能性があります。
対象製品
Data Platform for Hadoop
影響の有無
対象となる製品のバージョン
- Version:R2.1
対処方法
Express5800シリーズ
影響の有無
対象となる製品のバージョン
対処方法に記載したURLを参照してください。
対処方法
オペレーティングシステムの修正適用を行ってください。
プロセッサの脆弱性(サイドチャネル攻撃)への対応について (2018年8月追加情報)
https://support.express.nec.co.jp/care/techinfo/processor_vul/index.html
iStorage NSシリーズ
影響の有無
対象となる製品のバージョン
対処方法に記載したURLを参照してください。
対処方法
オペレーティングシステムの修正適用を行ってください。
プロセッサの脆弱性(サイドチャネル攻撃)への対応について (2018年8月追加情報)
https://support.express.nec.co.jp/care/techinfo/processor_vul/index.html
NX7700xシリーズ
影響の有無
対象となる製品のバージョン
- A2010シリーズ:システムBIOS 5.6.0171
- A3010M、A3012シリーズ:システムBIOS 5.6.0273
- A4010M、A4012シリーズ:システムBIOS 5.6.0383
対処方法
TPBASE
影響の有無
対象となる製品のバージョン
対処方法
適用してください。
参考情報
Japan Vulnerability Notes JVNVU#97971879
投機的実行機能を持つ CPU に対するキャッシュサイドチャネル攻撃
https://jvn.jp/vu/JVNVU97971879/
CERT/CC Vulnerability Note VU#180049
CPU hardware utilizing speculative execution may be vulnerable to cache side-channel attacks
https://www.kb.cert.org/vuls/id/180049
CVE-2018-3639, CVE-2018-3640
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-3639
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2018-3640
弊社製品におけるプロセッサの脆弱性(CVE-2018-3639、CVE-2018-3640)への対応について
https://jpn.nec.com/security-info/av18-002.html
更新情報
2019/07/05 NX7700xシリーズ,Express5800シリーズ,iStorage NSシリーズ を登録しました。
2018/07/27 Data Platform for Hadoop,TPBASE を登録しました。