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暮らしの安全・安心を支えるAIを実現したい
データ分析のチカラを社会貢献に生かす
長城 沙樹
AI・アナリティクス事業部
直感的に「応募します」、研究が生かせると確信
私は大学院で情報分野を専攻し、SNSの投稿から情報抽出を行う研究をしていました。この研究の面白さは、個人の持っているデータを集合して分析すると、新たな知見を得られるところです。
私が就職活動をしていたころ、AI・アナリティクス事業部の社員が直接学生に事業内容の説明していました。私もその説明を聞く機会があり、「ここだ!」と直感して、その場で「NECの採用に応募します」と言ってしまいました。研究室の卒業生がNECに多く入社していることもありましたが、そのときに自分の研究が生かせる会社だと確信したのです。入社後にその方が上司になったのも、ご縁だと思っています。
新たな知見の提供が、データサイエンティストのやりがい
NECに入社してからの私は、AI・アナリティクス事業部で、エネルギー業界、製造業界、鉄道業界のお客さまの課題解決に向き合い、データ活用を検証する案件に携わっています。データサイエンティストとして、特にエネルギー業界の中でも、天然資源の開発について、データを分析して効果的な開発方法に結び付ける案件に長くかかわっています。また、データ分析をするだけでなく、実際にお客さまの業務に役立つよう、ビジネスに沿ったアプリケーションやシステムの検討もしています。
NECのAI・アナリティクス事業の一番の魅力。それは、さまざまな業界にかかわれることだと思います。例えば、天然資源の開発の業界のように、普通では接点のない業界を知ることができる面白さがあります。また、私がかかわっている業界では、AIをまだ積極的に活用できていない企業も多く、AIで新たな知見をお客さまに提供できることがデータサイエンティストとしてのやりがいだと感じています。
男女、年齢問わず、やりたいことを追求
NECは男女や年齢を問わず、自分がやりたいことを追求できる会社です。私は入社して4年目なりますが、AI・アナリティクス事業部で働いている中で、男性とか女性とかを意識したことはないですね。女性のライフイベントに関しても産休や育休を取得して、復帰した後はまたバリバリ働いている先輩がたくさんいます。
データサイエンティストとしても男女の差を感じたことはありません。それでも、業界によっては女性としての強みを発揮できることはあります。例えば、私がかかわった化粧品業界です。そこでは、ユーザーに近い視点からお客さまに有効な提案をすることができたと思います。
若手が活躍でき、着実に成長できる環境
AI・アナリティクス事業部は若い人にも裁量を与えてくれるので、若手が活躍しやすく、自身の成長を感じることができる職場です。私が最初に携わった案件では、先輩のデータサイエンティストから指導を受けながらもお客さまへ分析結果を報告する業務を任せていただきました。
AI・アナリティクス事業部でさまざまな案件にかかわる中で、私はビジネス面からデータ活用を深く考えるようになりました。AIの案件を進めるには技術的な知見だけではダメです。先を見据えながら推進していく能力や、実際の業務に適応させるAIモデルの構築などを総合的に考えて進めていくことが求められます。私は多くの案件を通じて、その総合力が身に付いたように感じます。営業の方からもお客さまのニーズに関して、相談を受けるようになり、データサイエンティストとしての着実なスキルアップと成長を実感しています。
私にとってAIは、あらゆるデータを生かすことのできるテクノロジーだと思うのです。近年大規模化する自然災害の防災や減災、また事件・事故を減らせるような取り組みにAIを応用して、社会貢献することが私の目標。データサイエンティストとして、安全・安心に暮らせる社会の実現にデータ分析を通じて貢献できたら素晴らしいなと思っています。