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警備、救護、防災を支える映像配信技術(適応映像配信制御技術)

NECの最先端技術

2015.11.11

混雑した通信環境で必要な品質の映像をリアルタイムに配信

固定監視カメラと警備員の目による従来の警備スタイルでは、現場と警備本部との情報共有が十分にできない上、監視の死角や人物捜査の見逃しのリスクがありました。一方で、一部の先進的な警備システムでは、映像配信の活用が進められてきていますが、イベント会場のように混雑した通信環境では警備に必要な品質の映像をリアルタイムに配信することができていませんでした。NECでは、10秒先までの通信スループット変動を予測し、適応的に映像の圧縮率とコマ数を制御することで現場の状況認識に十分な品質の映像をリアルタイムに配信することができる「適応映像配信制御技術」を開発しました。この技術は、警備だけでなく救急医療現場や災害現場において患者の容態や被災地の状況の正確な伝達など社会の安心・安全に大きく貢献します。

適応映像配信制御技術のイメージ図

(1) 通信スループット(帯域)予測

過去1分間の通信スループット変動をAIで分析。予測モデルをリアルタイムに構築し、未来の通信スループット変動を確率的な広がりで予測。

安定した変動
(定常状態)
不安定な変動
(非定常状態)

(2) 適応レート制御

通信スループットの予測に基づき、圧縮率とコマ数を制御。過剰な圧縮での映像品質劣化を避け、警備、救護、防災に利用可能な品質の映像配信を実現。

適応レート制御なし
適応レート制御あり