世界の先行きが不透明さを増す中で、未来の人々が求める社会とはどのような姿なのか。今、世界中の人々が向かうべき未来を問い続けています。

このような時代の中、NECがこれからも未来を切り拓く企業であり続けるために何をすべきか。私たちの結論は、目指す「未来像」を社会に提案し、ステークホルダーの皆さまからの共感・賛同を得ながら、描いた未来像の実現をリードする存在になることでした。そのために2030年に暮らす人々が求める社会の姿をNEC 2030VISIONとしてまとめました。

NEC 2030VISIONの実現に向け、2025中期経営計画では「DIGITAL GOVERNMENT/ DIGITAL FINANCE」「GLOBAL 5G」「CORE DX」などの事業に注力するとともに、サステナビリティの観点で重要性を増しているヘルスケア・ライフサイエンス分野やカーボンニュートラル分野の事業を次なる成長の柱として育てていきます。

NECはテクノロジーカンパニーとして、これらの事業を支えるデジタルツインやAI、5G/Beyond 5Gなど、2030年の社会価値を創造する研究開発にも力を注いでいます。

NECのPurpose（存在意義）は、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指すことです。そのPurposeを具現化したNEC 2030VISIONをきっかけに様々なステークホルダーの皆さまと「未来の共感」を創り、テクノロジーの力を最大限に活用して目指す未来を実現することで、持続可能な社会の創造、そしてSDGsの達成に貢献してまいります。