2025年4月24日
日本電気株式会社

NECは、宇宙・海底ケーブル・サイバーセキュリティ・防衛など経済安全保障領域における事業強化を狙い、米ベンチャーキャピタル(VC)「Geodesic Investments, L.L.C.」(以下 Geodesic(ジオデシック)、注)が運用するファンド「Geodesic Alliance Fund, L.P.」(以下 本ファンド)への出資を決定しました。

米国では、世界随一のスタートアップエコシステムのもと、民間主導でのイノベーションが進展しています。同国では民間ファンドだけでなく政府機関も積極的に投資し、民生技術を取り込んだ官民連携の深化が進んでおり、投資、技術開発および事業化で世界を牽引しています。

元駐日米国大使であるJohn V. Roos(ジョン・ルース)が創業パートナーであるGeodesicはスタートアップに精通した投資チームと、日本企業と海外スタートアップとの協業促進支援チームの両方を持つ稀有なVCです。Geodesicが組成・運用する本ファンドは、経済安全保障領域において、米国を中心とした起業して間もないスタートアップを投資対象としています。

NECは今回の出資を通じて、宇宙・海底ケーブル・サイバーセキュリティ・防衛などの領域における最新の業界・技術動向を把握した上で、今後の事業戦略に活かします。また、優れた技術力を有するスタートアップをいち早く発掘し連携することで、将来の事業競争力の強化を図ります。

NECは、経済安全保障領域において幅広いソリューションの提供とそれを支える先進的な技術の開発を行っています。今後は豊富なドメインナレッジと技術力に加えて社外との共創も通じて社会価値を創造し、国民が安心して暮らせる社会の実現に貢献していきます。

以上

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NEC　ANSビジネスプランニング統括部
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