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NEC、準天頂衛星システム「みちびき」初号機後継機のサービス開始に貢献
2022年3月25日
日本電気株式会社
2021年10月26日に種子島宇宙センターから打ち上げられた準天頂衛星システムの「みちびき」初号機後継機によるサービスが本年3月24日から開始しました。(注1)
NECは、内閣府の委託を受け、「みちびき」が提供するサービスを実現する総合システム(衛星システムと地上システムを総称した全体システム)の設計と運用業務、準天頂衛星の追跡管制やサービス運用を行う地上システムの開発整備・維持管理業務を担当しており(注2)、本サービスの実現に貢献しました。


出典:

準天頂衛星システム「みちびき」は、日本の測位システムとして2018年から4機体制の衛星を運用しており、数センチから1メートル程度の測位精度を実現する衛星測位関連のサービスだけでなく、衛星安否確認サービスや災害・危機管理通報サービスなど、様々なサービス(注3)を提供しています。
今回、2010年に打上げられ設計寿命10年を超えた準天頂衛星初号機から初号機後継機への移行に伴い、衛星インフラを最新化することでより安定したサービス信号の放送(配信・送信)を実現します。
NECは今回、準天頂衛星初号機から初号機後継機への切り替え運用を実施し、サービス利用者に影響を与えずに円滑なサービスの移行に貢献しました。
NECは、内閣府が2023年度をめどに構築を進める7機体制実現に向け、4機体制同様に総合システム、地上システムの開発整備・維持管理業務を担当しており、今回の準天頂衛星初号機後継機のサービスでの経験・知見を活かすことで、準天頂衛星5/6/7号機を含めた7機体制のサービスに貢献してまいります。
また、準天頂衛星システムの利活用拡大のための活動も推進しており、「みちびき」のサービス「災害・危機管理通報サービス」に対応した消防向け車載端末装置を開発するなど、普及・導入促進活動を引き続き進めていきます。(注4)
以上
- (注1)内閣府宇宙開発戦略推進事務局プレスリリース
https://qzss.go.jp/info/information/qzs1r_220324.html
- (注2)NECは、特に衛星測位サービス、サブメータ級測位補強サービス、測位技術実証サービス、災害・危機管理通報サービス、衛星安否確認サービスに関する開発・維持管理を担当しています。
- (注3)みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト - 内閣府
https://qzss.go.jp/
みちびき サービスの概要一覧https://qzss.go.jp/overview/services/index.html
- (注4)NEC、消防指令システムにみちびき災危通報を表示する小型車載器をリリース
https://qzss.go.jp/usage/userreport/nec_200210.html
本件に関するホームページ情報
宇宙ソリューション URL:https://jpn.nec.com/solution/space/index.html
宙への挑戦 URL:https://jpn.nec.com/ad/cosmos/index.html
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 宇宙・防衛営業本部
E-Mail:info@space.jp.nec.com

NECは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、
誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
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