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NEC、「大規模遺留指紋照合システム」と「デジタル信号処理プロセッサ」がIEEEマイルストーンに認定

2020年12月15日
日本電気株式会社

NECが開発した大規模遺留指紋照合システムとデジタル信号処理プロセッサ(DSP) μPD7720が、Institute of Electrical and Electronics Engineers (IEEE、注1)が主催するIEEEマイルストーン(注2)に認定されました。

大規模遺留指紋照合システム
(利用シーン)
デジタル信号処理プロセッサ(DSP) μPD7720

1982年に開発された大規模遺留指紋照合システムは、犯罪現場に残された遺留指紋から容疑者を迅速に捜索し、公衆安全に貢献したことが高く評価されました。μPD7720は、世界初の商用のプログラマブルなDSPで、音声などのデジタル信号を効率良く処理し、通信のデジタル化に大きく貢献しました。
IEEEからNECに対し、マイルストーンに認定された業績を記した銘板を贈呈するため、12月15日(火)に、NEC本社ビル(東京都港区)にて贈呈式を開催します。

銘板(大規模遺留指紋照合システム)
銘板(DSP)
贈呈式の様子

以上

  • 注1)
    IEEEは人類社会の有益な技術革新に貢献する(電気・電子分野の)世界最大の専門家組織(学会)で、世界160ヵ国以上、42万人を超える会員を擁している。
  • 注2)
    IEEEマイルストーン(IEEE Milestone)は、IEEEの広範な活動分野である電気・電子の分野において達成された画期的なイノベーションの中で、開発から少なくとも25 年以上経過し、社会や産業の発展に多大な貢献をした歴史的業績を認定する制度として IEEE 創立100 周年を翌年に控えた1983 年に創設された。その狙いは、優れた技術成果に光を当てると共に、それを生み出した技術者に対する社会一般の理解と評価を高めることにある。IEEE Milestone に選定されると、その業績を記した銘板 (Plaque) が贈呈され、ゆかりの地に展示される。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC コーポレート技術戦略本部

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