2020年8月28日
日本電気株式会社

NECは、「空飛ぶクルマ」と重量物に特化した産業ドローン「カーゴドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社：東京都新宿区、代表取締役：福澤 知浩、以下 SkyDrive)に出資を行いました。
今回SkyDriveは、株式会社日本政策投資銀行(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：渡辺 一)をはじめ、NECを含む10社を引受先とした第三者割当増資により、シリーズB資金調達ラウンドにおいて39億円の資金調達を実施しました。SkyDriveは今後、調達した資金で「空飛ぶクルマ」と「カーゴドローン」の技術開発と事業開発を加速していきます。

近年、地上と空にまたがる次世代の移動・輸送手段として、空飛ぶクルマに関わる取組みが注目を集めています。

NECは、これまで日本発の空飛ぶクルマの開発活動団体「CARTIVATOR(カーティベーター)(注1)」を運営する一般社団法人CARTIVATOR Resource Management(本部：東京都新宿区、代表理事：西田 基紀)とスポンサー契約を締結し(注2)、「空飛ぶクルマ」の機体開発の支援などを進めてきました。
また、NECは、航空・宇宙分野における航空管制システム・衛星運用システムなどで培ってきた管制技術や無線通信技術、無人航空機の飛行制御技術の開発実績および重要インフラ分野でのサイバーセキュリティ対策に関する知見を有しています。これらの技術・知見およびCARTIVATORへの支援活動成果を活用して、空飛ぶクルマの移動環境に必要となる、交通整理や機体間・地上との通信などを支える管理基盤の構築を目指しています。

NECは、今回の出資を機にSkyDrive社との連携をさらに強化し、空飛ぶクルマが行き交う未来における安全・安心な新しい移動環境の実現に取り組んでいきます。

以上

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NEC 電波・誘導事業部
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