NEC、サイバーセキュリティ人材の育成に向けて「サイバーコロッセオ」の開催を支援
2019年6月10日
日本電気株式会社
NECは、国立研究開発法人情報通信研究機構(理事長:徳田 英幸、以下、NICT)が主催する「サイバーコロッセオ」の演習事業を受託しました。
NICTは、2016年度より、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会のサイバーセキュリティ担当者を対象に「サイバーコロッセオ」を開催しており、これまでの参加者はのべ500人を超えています。大会本番を来年に控える中、2019年度の「サイバーコロッセオ」は、大会期間中に予想されるサイバー攻撃を模擬した実践的なサイバー演習「コロッセオ演習」と、サイバーセキュリティに係る最新の動向や情報の提供を目的としたスクール形式の講義演習「コロッセオカレッジ」から構成され、6月11日に開講します。(注1)
今回、NECは、サイバーセキュリティの実績豊富な企業・団体と連携し、「コロッセオ演習」や「コロッセオカレッジ」の提供を支援します。これまでの事業を通じて培ったインシデント対応など、セキュリティ対策に係わる知見・技術・経験を演習・講義を通じて伝えることで、サイバーセキュリティ対策強化に貢献していきます。
サイバー空間への攻撃が多発し、サイバーセキュリティ対策が重要課題となる一方で、国内におけるサイバーセキュリティ人材は、2020年に約20万人が不足すると推計されています。(注2)こうした中、NECは、かねてよりサイバーセキュリティ人材の育成を推進してきました。(注3)
NECは、今後もサイバーセキュリティ領域における人材育成やソリューション開発を通じて、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献していきます。
サイバーコロッセオ開催概要
- 開催期間
2019年6月11日~2020年3月13日
- 開催場所
NICT事業所内
- コース概要
(1)コロッセオ演習
- 受講者の習熟度や業務の性質に合わせ、初級・中級・準上級コースを設定し(全7コース)、事前オンライン学習、講義演習、実機演習、ディスカッションを実施。
初級・中級コース:1日程度
準上級コース:2日程度
- 20科目の講義演習(選択受講制)を実施。
- 受講者の習熟度や業務の性質に合わせ、初級・中級・準上級コースを設定し(全7コース)、事前オンライン学習、講義演習、実機演習、ディスカッションを実施。
- 関連URL
https://colosseo.nict.go.jp/
以上
- (注1)NICT「サイバーコロッセオ事業の東京2020参画プログラム認定と令和元年度事業開始」
https://www.nict.go.jp/info/topics/2019/06/10-1.html - (注2)IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果:
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002-7.pdf - (注3)NEC、サイバーセキュリティの技術力を競うコンテスト「NECセキュリティスキルチャレンジ」を開催
https://jpn.nec.com/press/201901/20190131_01.html
NEC、企業システムの模擬環境を用いた常設の演習拠点「NECサイバーセキュリティ訓練場」を新設
https://jpn.nec.com/press/201903/20190305_01.html
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC ナショナルセキュリティ・ソリューション事業部
TEL:03-3798-2178
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
https://jpn.nec.com/profile/vision/message.html