NEC、重度身体障がい者のコミュニケーション支援を普及・啓発する「ICTフェスティバル」を協賛
2017年9月4日
日本電気株式会社
NECは、福祉・ダイバーシティに関わる社会貢献活動の一環で、ICTを活用してALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィーなどの重度身体障がい者のコミュニケーション支援を普及・啓発するイベント「ICTフェスティバル」を協賛します。
本イベントは、NECがNPO法人ICT救助隊(注1)と協働し、作業療法士や看護師などの医療・福祉従事者を対象に年間をとおして実施している障がい者のコミュニケーション支援プログラム「NEC難病コミュニケーション支援講座」(注2)の1年間の成果を広く発表することを目的に、2009年から実施しています。このたび、重度身体障がい支援に積極的に取り組んでいる広島県で初めて開催します。
イベントの参加者は、ICT機器の展示や専門家による講演、要支援者によるICTを活用したデモンストレーションをとおして、上肢障がい者向けパソコンの操作など様々な先駆的コミュニケーション手法を学ぶことができます。
昨今、国連で採択された「持続可能な開発目標SDGs」の目標10「人や国の不平等をなくそう」の実現においても、コミュニケーション促進手段としてのICTへの期待が高まっています。NECは今後も、障がい者の社会参加を推し進め、"助け合う社会の実現"に取り組んでいきます。
イベント概要は次のとおりです。
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1. 開催日:
9月9日(土)11:00~17:00
デモンストレーション 13:00~16:00
9月10日(日)
一般向け機器体験・相談会 10:00~17:00
支援者向け講習会 10:00~16:00(要申込) -
2. 開催地:
9月9日:紙屋町シャレオ中央広場
9月10日:広島市東区総合福祉センター3階大会議室
(広島市東区東蟹屋町9-34) -
3. 主催:
ICTフェスティバル実行委員会
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4. 共催:
NPO法人ICT救助隊
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5. 協賛:
NEC
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6. 後援:
広島県、広島県教育委員会、広島県社会福祉協議会、広島県就労振興センター、広島市、広島市社会福祉協議会、広島市教育委員会、広島市医師会、広島市歯科医師会、広島県理学療法士会、広島県作業療法士会、広島県言語聴覚士会、日本ALS協会、日本ALS協会広島県支部、比治山大学
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7. 内容:
様々なコミュニケーション支援機器の紹介や模擬体験など
※詳細別紙参照
https://ictfes.jimdo.com -
8. 申込:
9月10日の講習会の参加をご希望の場合、下記アドレスより事前のお申し込みをお願いします。
https://goo.gl/LFRPXz
NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
【別紙】 イベント内容の詳細
以上
- (注1)NPO法人ICT救助隊
http://www.rescue-ict.com/wp/
NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会を中心に、ICT支援ボランティア団体での活動や訪問看護事業等に従事している者が、横断的に情報を共有し活動を推進していくために2010年に独立し結成。活動内容は、主にICTを活用した難病患者や重度障害者のコミュニケ―ション支援。 - (注2)NEC難病コミュニケーション支援講座
http://jpn.nec.com/community/ja/diversity/communication.html
NECが2008年から全国各地で実施しており、これまで約3000名の医療・福祉従事者が参加。
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC コーポレートコミュニケーション部 CSR・社会貢献室
TEL:03-3798-9555
E-Mail:sco@csr.jp.nec.com
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