Japan
サイト内の現在位置

出荷後も、進化し続けるモノづくりへ
OTA(Over The Air)は、無線通信を通じて機器のソフトウェアを継続的に更新する技術です。
OTA対応を検討する、次の企業のご担当者さまへ
・機能追加やセキュリティ強化のためにOTA対応を検討中の産業機器・重機・建機メーカー(完成機メーカー)
・自動車メーカーや完成機メーカーからOTA対応を求められているECU・部品サプライヤー
「何をどこまで実装すればよいか?」「既存製品でどう進めるか?」などのお悩みについて、
NECは、自動車分野で培った知見を基に、ご相談を承ります。
OTA基盤の重要性
なぜ今、OTAが不可欠なのか
■ OTAとは:
無線通信を通じて、機器のソフトウェアを遠隔から更新・管理する技術です。
■ 従来との違い:
従来は、サービス員が専用装置を持って現地へ出向くか、機器を工場・サービス拠点へ戻す必要がありました。
OTAでは、機器を稼働現場に置いたまま更新できます。
目的も、不具合修正から「販売後も機能・品質を高め続けること」へと広がっています。
■ なぜ今か:
稼働現場が広域・遠隔に分散する建機・農機・産業機器では、ソフトウェア更新のたびに、出張費と稼働停止時間という
コストが発生します。遠隔での更新が可能になれば、更新に伴う移動や現地作業の負担を抑えながら、
機能・品質の向上を図れるため、OTAの導入が現実的な選択肢になりつつあります。
ソフトウェア更新の流れ

ソフトウェア更新方法の比較
| 従来の更新 | OTAによる更新 | |
|---|---|---|
| 場所 | 工場・サービス拠点へ戻す/現地へ出向く | 稼働現場/任意の場所(遠隔地も可) |
| 手段 | 物理媒体の配布 サービス員が専用装置で更新 |
配信サーバを通じた セキュアな無線配信と自動更新 |
| 更新作業の負担 | 高(日程調整・現地出張など) | 低(ユーザが自動で実行) |
OTA導入の意義
ユーザの利便性向上と、メーカーの事業価値向上の両立を支えます

ユーザにとっては、機器の持ち込みやサービス員の訪問に伴う負担の軽減につながります。メーカーにとっては、機能改善やセキュリティ対策の迅速な反映、更新対応のコスト削減、販売後の継続的な価値提供を支えます。

更新の対象は、制御用コントローラのファームウェアから、アプリケーションや設定データまで広がっており、OTAの導入はこれらの更新や機能拡張に貢献します。また、これらの更新には、FOTAやSOTAと呼ばれる技術が用いられます(*1)

産業機器・重機・建機でも、販売後の脆弱性に対応し、製品のセキュリティ品質を維持・向上させるために、継続的な更新が必要です。OTAは、セキュリティ更新を遠隔で届けることで、この取り組みを支えます。CRA(*2)の対象となる製品では、こうした更新の仕組みがCRA対応の基盤にもなります。
*1 FOTA/SOTA:FOTAはファームウェアの無線更新、SOTAはアプリケーションや設定データなどのソフトウェアの無線更新を指します。
*2 CRA:EUサイバーレジリエンス法。デジタル要素を含む製品に対し、サポート期間中のセキュリティ更新の提供と脆弱性対応を義務づけるEUの規則。
NECの強み
NECは、企画構想から量産・法規対応までOTA開発を一気通貫で支援します。

機器側および配信サーバ(*3)の企画・開発から運用までの支援に加え、OTA関連法規に準拠した開発プロセスの構築など、幅広い領域をご支援します。ソフトウェア更新を統括する更新管理だけでなく、更新対象となる機器側の設計・実装もご支援します。

自動車メーカーや一次サプライヤーへの開発支援に加え、法規に準拠した開発を進めるためのプロセス構築も支援してきました。そこで培った知見を生かし、建機・農機・産業機器のPoC(*4)から製品開発まで支えます。

将来のソフトウェアアーキテクチャの変化を見据え、技術動向とお客様の既存システムの課題を踏まえて適切な技術を選定し、導入まで支援します。
*3 機器側/配信サーバ:機器側は対象機器に搭載されるコントローラ(ECU)・ソフトウェア等、対象機器内に存在する領域。配信サーバは更新ソフトウェアを配信する、対象機器の外にあるサーバ・クラウド側の領域。
*4 PoC:実現可能性を検証する試行的な取り組み。
ソリューション概要
NECは、「OTAシステム開発支援」と「法規・規格対応支援」の2分野で、計4つの支援メニューを提供します。
支援メニュー一覧
自社の担当範囲に近いサービスをご確認ください。

支援範囲の全体像



