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柏市様

一人ひとりが主役となる、未来志向の健康づくりをかたちに
健康ポイントアプリを活用したデータに基づく事業展開
- 業種:
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- 地方公共団体・官庁
- 業務:
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- その他業務
- 製品:
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- その他
- ソリューション・サービス:
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- サービス/その他
事例の概要
課題背景
- 誰もが楽しみながら、自然と健康づくりに取り組める環境を整備したい
- 全世代を対象に健康意識の向上と行動の変化を促したい
- 「かしわフレイル予防ポイント制度」の発展(電子化)
成果
生活の質向上とデジタルデバイドの解消
高齢者の社会参加は、一定の社会性を保ち、生活の質(QOL)の向上につながる。WoLN導入による「かしわフレイル予防ポイント制度」の発展は、地域での“ささえあい”や“交流”を生み出すきっかけとなっている。
また、高齢者がアプリを活用できるような施策を展開しスマートフォンに慣れることで、災害時における情報取得手段としても有効である。
青壮年期の働く世代との接点の創出
市の調査では、青壮年期の食事や運動、睡眠といった生活習慣に課題が見られた一方、仕事や子育てに忙しい世代とは接点を持ちにくい状況にあった。
そこで、将来の健康を見据え、できるだけ早い段階から生活習慣の改善を促すため、WoLNを通じたアプローチを進めている。
健康づくりの環境整備
紙の手帳での歩数記録や窓口での景品交換、フレイル予防ポイントカードの配布やポイント付与機器の配布を前提とした運用では、事業の発展に限界があった。
WoLNの導入により、市民の持つスマートフォン上でこれらの仕組みを運用できるようになった。これにより、健康づくりの環境を提供しながら、職員および市民双方の負担軽減を実現した。さらに、多様なデジタルギフト(インセンティブ)の配布も可能となった。
導入ソリューション

拡大するWoLNは、歩数をはじめとした7つのライフログを手軽に入力・グラフ化できる健康ポイントアプリです。各種記録や二次元バーコード読み取りによるポイント付与に対応し、栄養アドバイスなどのAIサポート機能も充実しています。また、グループ機能により仲間の状況を把握しやすくなっており、多様なデジタルインセンティブにも対応しています。自治体施策に合わせたコース設定やAPI連携にも柔軟に対応でき、日々の起動や入力を促す仕掛けを標準機能として備えています。
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事例の詳細
導入前の背景や課題
従来方式の限界と多世代参加を阻む課題
市では「柏ウォーキングパスポート」を発行し、市民のウォーキングを推進してきました。
しかし、紙媒体を前提とした運用であったため、参加者が歩数を記録し、窓口で(累計歩数に応じた)景品と交換する必要がありました。あわせて職員も、窓口対応や参加者アンケートの集計、印刷物や景品の発注・在庫管理など、多くの負担が生じていました。
また、市の調査から、20~64歳の青壮年期(就労世代)の食事や運動、睡眠などの生活習慣に課題があることが明らかになっていましたが、本事業では、仕事や子育てに忙しい青壮年期の参加者が少ない状況でした。
こうした課題に対応するためには、楽しみながら取り組め、使いやすく、全世代が参加できる新たな仕掛けの導入が求められていました。

健康増進課
保健師
大野氏
選択のポイント
移行支援・データ活用・多世代参加への適応力
健康ポイントアプリを選ぶ際、最も重視したのは既存事業からスムーズに移行できるかどうかでした。市では「かしわフレイル予防ポイント制度」として、40歳以上の市民にポイントカードを発行し、自主的な健康づくりや社会参加に応じてお買い物で使えるポイントを付与していました。このポイント制度を持続・発展させるため、アプリへの移行が課題となっていました。この課題に対しては、約25,000人のカード発行者に事業開始前の個別通知を送付し、さらにプレ配信期間には、地域で「インストール支援会」を繰り返し開催するなど、カード利用者に寄り添った取組が行われました。これらの対応により、スムーズなアプリ導入が進められたと評価しています。
次に、市の健康施策に貢献できるアプリかどうかを重視しました。市はフレイル予防の推進に力を入れているため、フレイル予防の三本柱である「運動・栄養(口腔)・社会参加」に自然と取り組めるアプリを探していました。WoLNは歩数の自動取得、栄養アドバイス、社会参加の(フレイル予防)ポイント付与などの機能を備え、市の施策との高い親和性が認められました。
その他にも、カード制度のアンケートで「ポイントをもっといろいろなものに使いたい」という声が寄せられたことから、170種類・1,000品目以上から選べる「gfteeBox」の導入や、データに基づく施策改善など魅力的な提案が評価され、総合的にWoLNを選定しました。

地域包括支援課
保健師
北村氏
導入後の成果
負担の軽減と既存の運用の継承
WoLN導入により、手帳への歩数記録や窓口での景品交換、印刷物や在庫の管理が不要となり、市民・職員双方の負担が軽くなりました。さらに、アプリのグループ機能により仲間の歩数が見られることで、モチベーション向上という新たな効果も生まれています。
また、従来の「かしわフレイル予防ポイント制度」は、市民のカードにポイント付与する端末を地域の団体に配布する必要があり、管理の手間や端末・カードの経費などが制度の維持・拡大の課題となっていました。アプリ化により、市民はスマートフォンで二次元バーコードを読み取るだけでポイント付与がされ、こうした課題をクリアできました。

地域包括支援課
片岡氏
職員間コミュニケーション、組織内コラボレーション活性化。既存の運用も継承
WoLN導入から約1年でインストール数は24,000件を突破しました。
登録者の年齢層を見ると、65歳未満が半数以上を占めており、これまで接点を持ちにくかった仕事や子育てに忙しい青壮年層への広がりが見られました。これは、取り組みやすさに配慮したアプリ設計や、多様なデジタルインセンティブの導入が後押しとなっていると考えられます。利用者の拡大に加え、歩数等の記録や社会参加状況などのデータが日々蓄積されており、これらを活用することで今後の健康づくり施策をより精緻に設計できる体制が整いつつあります。

地域包括支援課
統括リーダー
阿部氏
デジタルデバイド支援の前進
スマートフォン操作に不慣れな高齢者への対応として、WoLN導入時には丁寧な支援体制を整えました。具体的には、プレ配信期間を設け、カード保有者への個別通知や市内各所でのインストール支援会を実施し、ポイントカードからアプリへのスムーズな移行をサポートしました。
地域では、住民同士が教え合いながら操作や機能を少しずつ学ぶ中で、小さな成功体験が積み重なっています。その結果、スマートフォンへの抵抗感が和らぎ、災害時の情報収集などへの活用も期待されています。

健康増進課
保健師
高山氏

お客様プロフィール
柏市
| 市役所所在地 | 千葉県柏市柏五丁目10番1号 |
|---|---|
| 人口 | 438,343人(令和8年1月1日現在) |
| 概要 | 柏市は県北西部に位置する中核市で、都心から放射状に常磐線及びつくばエクスプレスが、南北には東武アーバンパークラインが通り、都心への高い交通利便性を備えている。商業や文化の中心としてにぎわう柏駅周辺、先端研究や産業が集積する柏の葉エリア、手賀沼や利根川に代表される豊かな自然が調和しており、今後10年程度、人口の増加が続くものと見込まれている。「柏に関わる一人ひとりが想いを実現できるまち」を掲げ、まちづくり政策を実行している。 |
| URL | https://www.city.kashiwa.lg.jp/ |

この事例の製品・ソリューション
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(2026年2月27日)
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