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NEC 無線通信可視化ソリューション

無線LAN環境の保守業務を効率化ー無線トラブルの真の原因を特定ー

概要

オフィスや製造現場、医療・公共施設などでの無線LAN利用は、年々増加し、周波数やチャネルの競合、ノイズによる通信の不安定化など課題が顕在化しています。

NECの「無線通信可視化ソリューション」は、無線品質は動的変化し不安定になるという課題に着目し、目に見ることの出来ない無線電波の状態変化を時系列に把握し、通信が途切れたり繋がらない原因を推測できるようになることで、改善に向けた手を打つことが可能になります。

これにより、職場の無線LAN環境の保守業務の効率化を促進し、無線LAN環境の適正化を実現します。

無線LAN活用の拡大に伴う無線トラブルの増加

昨今、オフィスや製造現場、医療・公共施設などあらゆる場面で、生産性を向上する為、IoT化が進められています。それに伴い、あらゆる機器が無線ネットワークに繋がる一方で、無線環境の管理、整備は進んでおらず、無線トラブルの増大・煩雑化が課題となっています。

無線インフラの管理・運用者は、トラブルが発生するたびに現地に赴く必要があり、対応に追われています。また、実際に現地調査を行っても、その期間ではトラブルが発生せず問題が見つからない、あるいは表面的な問題は見つかっても根本的な原因の特定までは至らないというケースも多々あります。これらはそもそも現状の無線環境を把握できていなかったり、従来の可視化ツールを用いても無線環境の詳細な部分まではわからないことに起因します。このような無線環境の運用の難しさが無線トラブルを誘発し、管理部門の対応コストの増大につながり、さらには新たな無線機器の導入を妨げる、という悪循環を生み出しています。

そこで、「NEC 無線通信可視化ソリューション」によって、現場のエリア全体の無線LANを可視化し、詳細な情報を取得できるようにすることで、無線LAN環境の保守業務を効率化し、無線LAN環境の適正化を実現します。

特長

無線トラブルの根本的な原因究明に役立つ無線の品質情報を、詳細かつ時系列で把握可能

本ソリューションでは電波強度だけでなく、混雑度や各機器の通信品質レベルの指標も可視化します(注1)。無線LANの通信品質に影響を与える指標は多岐にわたる為、これまではトラブルの原因を特定するのが困難でしたが、本ソリューションを利用すればこれらの複数の指標を容易に把握できる為、より具体的な解決策を見出すことが可能になります。また現在の状況だけでなく、過去データも含めた時系列での可視化を行う為、調査時にトラブルが発生していなくても原因パターンの特定に取り組むことができます。

  • (注1)
    可視化可能な周波数帯は、2.4GHz(1~13ch)/5GHz(W52/W53/W56)。
可視化画面イメージzoom拡大する
時系列で表示する可視化画面イメージ
  • *
    アクセスポイント(AP)や接続する機器の電波受信強度を時系列のヒートマップで表示します。
     (暖色は、電波受信強度が強い状態、寒色は、電波受信強度が弱い状態)

現場に無線センサを設置するだけで可視化を実現

本ソリューションでは無線センサを対象のエリアに設置するだけで無線LANの可視化を実現する為、容易に導入することが可能です。例えば、導入にあたって現場のアクセスポイントや端末に新たなソフトウェアをインストールしたり、追加の設定をする必要はありません。また、センサの設置さえしてしまえば、無線サイトサーベイのように現地に赴き歩き回る必要はなく、いつでもリモートでの無線状況の把握が可能となります。これにより無線トラブルの検知・トラブル対応の早期化を実現できます。

すべての無線LAN機器の通信品質情報の可視化が可能

本ソリューションでの無線LANの可視化対象は、すべての無線LAN機器である為、取りこぼしなく全無線LAN機器の状況をモニタリング可能です。一般的なAPベンダ製品の見える化機能とは異なり、可視化対象機器はベンダ依存せず、またアクセスポイントだけではなく端末視点での可視化も可能です。これにより、アクセスポイント毎の接続数や帯域占有率(注2)、再送率(注3)などに加え、端末毎の通信品質の推移、ローミングのタイミングなど多様な視点での分析が可能となり、接続する機器の運用方法の見直しなど、エリア全体の無線LAN環境の適正化を促進します。

  • (注2)
    無線通信をする際のデータ伝送量の使用率。
  • (注3)
    無線通信の受信確認ができない場合、再送処理を行う割合。

無線LANの電波強度を用いて職場でのトレーサビリティを実現

本ソリューションは、無線環境の適正化だけでなく、位置推定による職場のトレーサビリティに活用することができます。職場環境に導入することで、無線LANの電波強度測位からノートパソコンやスマートフォンの位置を推定し、その位置情報とクラウド上の時系列の情報管理を合わせることで、従業員のトレーサビリティを実現します。このような活用方法により、本ソリューション1つで職場の無線LAN環境と従業員の位置情報を統括的に管理することができます。

端末位置情報の表示イメージzoom拡大する

端末位置情報の表示イメージ

可視化メニューおよび主な機能

可視化メニュー

アクセスポイント視点
  • ヒートマップ
  • 収容端末数
  • 帯域占有率(混雑度)
  • 不正アクセスポイントの位置推定情報
端末視点
  • ヒートマップ
  • 接続先アクセスポイント
  • 送受信パケット数
  • 再送率
  • 端末位置推定情報

機能

  • アラート機能(不正アクセスポイント検出等)
  • 過去ログ取得機能
  • pcapデータ取得機能
  • レポーティング機能
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アラートログ一覧画面イメージ
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ログ取得画面イメージ
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pcap取得画面イメージ
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レポーティング情報画面イメージ

システム構成/提供形態

無線センサ

-現場の無線通信のキャプチャを行う装置
-キャプチャした情報を可視化サーバに4G/5G回線あるいは無線/有線LANで転送
-目安として、エリアにあるAPと同数程度のセンサが必要

可視化サーバ

-無線キャプチャの情報をもとに無線LANの可視化/分析が可能な画面をブラウザで表示する装置
-オンプレミス/クラウドのどちらでも実装可能

システム構成イメージ

システム構成イメージ

提供形態

ソフトウェアパッケージでのご提供となります。
ソフトウェアパッケージの対応OSやKernelバージョン、動作確認済みハードウェアなど、詳細については、お問い合わせください。

関連リンク

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