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PowerChute Business Edition v9.2.1/v9.1.1についての注意事項
リスクアセスメントについて
PowerChute Business Editionには、以下の製品がございます。
- PowerChute Business Edition Basic
- PowerChute Business Edition Deluxe
- ※NECより出荷しておりますPowerChute Business Editionは、上記「PowerChute Business Edition Basic」相当製品になります。
- ※Deluxe版ではBasic版の機能に以下の機能が追加されております。
- アプリケーションシャットダウン
(シャットダウンシーケンスにてサーバアプリケーションのシャットダウンの順番をつける機能)
※本機能はシャットダウンシーケンスに含まれます。
該当のアプリケーションは以下になります。
Microsoft® IIS® (Internet Information Server)
Microsoft® SQL Server™ Microsoft® Exchange
IBM® Lotus® Notes® / Domino™ Siebel™
- 電源イベント分析
- Windows環境でのサイレントインストール
アプリケーションシャットダウンは、Deluxe版のみで提供されている機能であり、Basic版ではサポートされておりません。よって、Basic版ではMS IISのようなアプリケーションが動作している環境では、リスクアセスメントのアプリケーションシャットダウンに警告マークがつき、「利用不可」と表示されます。
本件は仕様であり、警告表示しないようにする回避策はございません。
なお、警告表示されていましても、PowerChute Business Editionの動作には影響はございません。
- ※PowerChute Business Edition Basic v9.2.1/v9.1.1では、LCDパネル付きSmart-UPSをご使用の場合は上記警告は表示されません。
UNIVERGE製品およびExpress5800/InterSecシリーズのManagement Consoleについて
UNIVERGE製品およびExpress5800/InterSecシリーズの管理ツールであるManagement ConsoleからPowerChute Business Editionを起動(※1)した場合、以下のようなタイミングでPowerChute Business Editionのサービスが停止することがあります。
- システムのログローテートのタイミングでPowerChute Business Editionが停止される。
- Management Consoleのセキュリティモードを変更した場合にPowerChute Business Editionが停止される。
上記のような場合は、Management ConsoleからではなくOS起動または「/etc/init.d/PBEAgent start」コマンドを直接実行し、PowerChute Business Editionを起動してください。
(※1)Express5800/CS500gを例に詳細な手順を以下に記載します。
【手順】
-
Management Consoleにログインし、左側のメニューにて「サービス」を選択。
-
サービス一覧が表示されますので、表内の「PowerChute Business Edition(Linux)」をクリック。
-
表示された画面にてサービスを起動する。
注意:
2.項のサービス一覧画面ではPowerChute Business Editionの起動/停止およびOS起動時の状態などの設定操作は行えません。また、現在の状態も正しく表示されません。
これらは、「PowerChute Business Edition(Linux)」のサービス名をクリックした後に表示される画面(上記3.項の画面)にて行ってください。