運用のDX

人ならではの付加価値を出せる仕事にフォーカス

デジタル化・徹底的な可視化・自動化で人の力を解き放つ

運用のDXの目的は、セキュリティ対策を含め、社内システムの運用業務の効率化を図り、人ならではの付加価値をだせる本来の業務にフォーカスできるようにすることです。より社員に愛されるITを目指して、進化を続けています。

NECグループ12万人から集まる情報・ナレッジを集結ーNECグループ12万人の業務を支える社内システムの運用部門には多数の情報・ナレッジが集まり、これは、クロスファンクショナルで活用できる「宝の山」でもあります。
運用部門に蓄積された情報・ナレッジを分析し、社内システムの運用効率化、従業員のPC設定作業などの自動化、社内システム利用時の利便性・操作性向上を図りました。さらに社内ITサービスを統合運用し、自動化や集約されたナレッジの利活用を通じて継続的なサービス改善をしています。

分散クラウド時代を見据えた運用基盤の統合 ー Digital Native 運用モデル

現在のITインフラは、パブリッククラウド、ハイブリッドクラウド、エッジコンピューティングなど複数のITインフラを組み合わせて運用していく必要があり、その運用管理は複雑になりがちです。こうした状況で、異なるプラットフォームを一元的に運用、管理する必要があります。NECでは、分散クラウドを運用していくための考え方、「Digital Native運用モデル」を採用。「Digital Native運用モデル」は、運用管理を構造化する「コンポーザブルオブザビリティアーキテクチャ」と、運用の状況を可視化する「ITダッシュボード」から構成され、運用者、ユーザーが、次のアクションに即座に対応できる環境を整えています。

分散クラウドとは
ITインフラ構築においてネットワーク環境の負荷分散を目的とし、クラウド上にシステムを設計することでロケーションに影響することなく運用できる仕組み。分散クラウドを一元管理することにより、低遅延・パフォーマンス向上、ネットワーク障害リスク軽減、運用管理効率化、ガバナンス向上を狙える

コンポーザブル オブザビリティ アーキテクチャとは
コンポーネント毎の変更を通じて他システムへの影響を排除することで、安全かつ迅速、効率的なシステムの見直しが可能であり、メトリクス、ログ、トレースの3種類のテレメトリーデータを使用して分散システムを詳細に可視化できるアーキテクチャ

社内ITダッシュボード ー 社員の自律した行動を促す

システムの稼働状況を自ら確認し、社内システムのどこに、どんな障害が今発生しているのか、障害の詳細情報や復旧状況を確認できるため、問い合わせする必要がなく、自ら問題を解決できるケースを増やすことで、問い合わせ数削減を実現。同時に、運用管理者はシステム復旧対応に専念することで、業務効率化を促進しています。

×Before

障害発生時、従業員は原因が分からず、問い合わせに時間を割き、運用者は問い合わせ対応が必要

◎After

従業員はダッシュボードで障害原因を把握。問い合わせ減につながり、運用者は復旧対応に専念

社内ITダッシュボードの例

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関連システムへの影響を含め、俯瞰的に障害状況を確認でき、状況に応じた判断をサポート

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運用状況

一元的に障害中のシステム、その復旧見込日時を確認でき、従業員に影響のある範囲を明確化。早急な対処検討を実現(ServiceNow連携)

運用のDX取組み 改善事例

現在では価値創出につながりにくい過去に構築されたシステムの統廃合、システムのクラウド化などにより大幅にコスト削減を実現してきました。例えば、22年度には、424の仮想サーバーを3か月という短期間での移行する取組み等を行い、クラウド移行コストの90%削減、ランニングコストの19%削減を実現しました。
IT運用工数の削減も推進中。例えば、ITサービスデスクを2024年度末に137統合する目標とし、すでに2022年度末までに45の統合を終え、問合せ件数およびサポート工数26%減を実現しています。

クラウド移行コスト

91%削減

クラウド移行後
ランニングコスト
19%削減

ITサービスデスク統合後
運用工数
26%削減