営業・基幹業務のDX

データドリブン経営&マネジメント変革

NECが目指すデータドリブン経営とは?

NECは、ビジネス環境の変化にも柔軟かつタイムリーに適応するアジリティ(俊敏性・素早さ)を持つ組織への変革を推進しています。客観的事実に基づいた意思決定による経営の質の向上とスピーディーな経営判断を支援すること、経営資源を全体最適で配分をする「真のデータドリブン経営」の実現を目指しています。

データはたくさんあるのに、うまく活用できていない 多くの企業で共通するこの悩みはNECでも同じでした。データ活用が進まなかった理由はデータのサイロ化です。各部門が独自の言葉や尺度、解釈、方法を採用しており、標準化もされていなかったため、それらを全社で収集することも、活用することも難しく、その価値を十分に引き出せずにいました。

このような状況を解消するために、制度、業務プロセス・組織、システムをデザインし直し、データをひとつのプラットフォームに集約しました。これによって一貫性があり、品質の高いデータに必要なタイミング・形でアクセスできるようになりました。

様々なクラウドアプリケーションを活用して部門を超えた情報共有を行うと同時に、バリューチェーン全体に経営者視点のAIエージェントを埋め込み、経営の質、個人と組織のパフォーマンス向上を目指しています。

「データの民主化」で価値を創出 ー経営層~従業員が同じデータを共有、可視化から、未来志向のアクションへ

データドリブン経営のカギは、従業員の誰もがデータを活用して価値を創出する「データの民主化」です。
NECでは、全CxOがそれぞれの領域のデータオーナーとして社内のデータ整備にコミットし、商談・受注に関する情報や売上・利益といった財務情報だけでなく、人事、社内IT、サイバーセキュリティを含む非財務情報まで、多様な経営データを一か所に結集。それらをダッシュボードで可視化し、全社に公開し、経営者から一般従業員まで同じデータを活用できる環境を整えています。

DATA プラットフォームーOne Fact, One Place, One Data

データを仮想化することで、一元管理をスピーディに実現し、「Quick Win + スケール」「アジャイル」な仕組みで、社内のデータ活用を促進します。

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一元的に全社のデータの収集、蓄積、活用を行うための仕組み