Japan
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フライトインフォメーションシステム
空港で、より多くのお客さまに利用いただけるよう、見やすさ、わかりやすさに配慮したフライトインフォメーションシステムです。
実際に使用される表示パネルで視認性の評価を行うとともに、空港での設置イメージをCGで可視化し、設置環境も含めた確認も行いました。

UD配慮のポイント
魅力的で快適なデザイン
空港のインテリア環境にふさわしいデザイン
- 従来からあるインフォメーション画面との併用を考慮し、並んだときに違和感のないよう、配慮。
- 新空港にふさわしい新しさの表現と読みやすさの実現。
必要な情報が直感的にわかりやすいこと
早く正確な情報が得られるように、表示する情報をわかりやすく整理
- ユーザーにとっての重要度と検索性を配慮して、情報をレイアウト。
表示パネルの設置環境、視距離を考慮した適切なフォントの検討
- 視認性、識別性、可読性に優れたフォントデザインを適用
カラーユニバーサルデザインへの配慮
- 可読性を高めるために高いコントラストを確保。
- 色弱のかた、高齢のかた、でも見やすいカラーの選択。
HCD開発プロセス
ユーザー情報の理解と把握
空港ターミナルの施設概要、完成イメージ、利用客数の推移などの既存データの収集を行うとともに、現場の観察調査(オブザべーション調査)を行いました。

目標の明確化
ユーザーが何を求めているのかを明確にして設計目標を設定するために重要事項に関する打合せを行い、UIデザイン基本コンセプト、カラーコンセプトを策定しました。
- 可読性を高めるために高いコントラストを確保。
- 色弱のかた、高齢のかた、でも見やすいカラーの選択。
設計による解決
設定した目標に基づき作成したデザイン案を簡易的にプロトタイプ化して、文字の見やすさ、わかりやすさなどの検討を行いながら、デザインをブラッシュアップしました。それとともに、カラーユニバーサルデザイン検討、表示フォントの検討など、ユニバーサルデザイン配慮をあわせて行いました。また、3Dプロトタイプを作成してボードの設置状況イメージを確認しました。

ユーザー評価
ユーザーからのフィードバックを得るために、フォントの見やすさ、表示ボードの見やすさ、カラーユニバーサルデザインに対してユーザーによる評価を行いました。そして、その結果を反映した最終的なデザインを提案しました。

