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セブン銀行ATM
音声ガイダンスシステムの導入によって、視覚障がいのあるかたも安心して、安全かつ便利に使っていただけるコンビニATMです。実際に視覚障がいのあるかたに使っていただきながら、音声ガイダンスシステムを評価・改善することで、より使いやすいATMを実現しました。


UD配慮のポイント
利用するうえでの柔軟性
- 視覚障がいのあるかたにも、インターホンのテンキー操作と音声ガイダンスシステムにより一人で操作が可能。
- 海外カードは英・韓・中・ポルトガル語の4ヵ国語に対応。
- 紙幣投入口を体に近い位置に配置することで、上肢に障がいのあるかたにも、紙幣の出し入れがしやすい。
- 従来機種よりも低い位置での操作が可能なため、背の低いかた、手の上げにくいかたにも操作が可能。
操作のしやすさ
- 操作しやすいハードキーを採用。
安全と安心への配慮
- 第三者によるいたずら防止のため、インターホンによる取引を選択した時点で本体側のタッチパネルやテンキーの操作ができなくなるように設定。
HCD開発プロセス
ユーザー情報の理解と把握
- ATM利用状況についてのアンケートと、各金融機関のATM調査を実施し、視覚障がいのあるかたの利用状況などを把握しました。

目標の明確化
音声ガイダンスシステムの設計において、以下を目標に開発を行いました。
- インターホンを使った音声ガイダンスシステムと、コールセンター対応の両立。
- 短時間で確実に情報が伝えられること。

設計による解決
- 情報の優先順位を明確にして、効率良く音声を聞けるようにガイダンス内容を検討しました。

ユーザー評価
- 検討した音声ガイダンスシステムの評価を実機にて行いました。評価で抽出した問題点に対する改善案を検討し、再度実機にて評価を繰り返し、最終仕様を決定しました。
