サイト内の現在位置

DBリンクキット - 特長/機能

COBOL85言語仕様のファイル/レコード排他制御を実現

一般のファイルと同様にREAD/WRITE命令によりデータベースへのアクセスが可能です。
COBOL85言語で記述したREAD/WRITE命令を、DBリンクキットが自動的にSQL文に変換しますので、利用者はSQL文を意識する必要がありません。この変換処理はサーバ上で行うため、ネットワーク上の通信量も少なくて済みます。

また、COMMIT/ROLLBACK命令をサポートしておりトランザクション処理も可能です。

サーバ/クライアント機能

COBOL85アプリケーションは、サーバおよびクライアントのどちらで動作させても、サーバ上のデータベースへアクセスできます。COBOL85アプリケーションをクライアントで実行することで、サーバの負荷を軽減する運用が可能です。

マルチサーバ機能

利用したい表が複数のサーバ上のデータベースに分散している場合、メインサーバ上に表の所在を定義しておくことで、COBOL85アプリケーションからはその所在を意識せずアクセスすることが可能です。

表対応テーブルメンテナンス

COBOL85アプリケーションで定義する表名とデータベースのテーブル名の関連付けはGUIによる操作で行います。また、テーブル毎にパフォーマンスを向上させるための各種設定などがあります。

既存資産の継承

A-VX5,A-VX10,A-VX II,A-VX IIIのCOBOL85言語仕様を踏襲していますので、COBOLプログラム および COBOLデータをそのまま移行し、運用することができます。
ただし、諸元差(項目数、データタイプ、長さなど)や、RDBMSの仕様に依存する事項(ロック制御,HIGH-VALUE,NULL値の扱いなど)については、COBOLプログラムのソース修正が必要となります。
また、データベースの表に索引を作成するなどのチューニング作業が必要となる場合があります。