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「私たちが描くNECのこれから」 壁一面に社員有志が手掛けたアート、玉川事業場にお目見え

これからのNECがめざす姿は私たちが描く──。「変わらぬ良さ」と「変わる面白さ」を追求するNECグループ社員の想いが「アート」に結実しました。2024年春、川崎市にあるNEC玉川事業場に、壁一面に描かれたアートを背景にした共創空間がお目見えします。手がけたのは自ら手を挙げた社員たち。入社して日の浅い社員からベテランまで、職種も年齢も多様な人材が共創空間づくりを通じて発見したピースは、NECがPurposeに掲げる「安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会」に向けた未来を描くピースになっていきます。

共創空間を創ることも共創、そしてアートは新たな共創のきっかけに

「ここにこんな絵を書いてみない?」。3月上旬、NEC玉川事業場4階に集まった十数人の社員たちが、壁一面を彩りました。幅は10メートルを超え、高さも天井に届くほどの大きな壁画が三つ、この空間に誕生します。

この日の作業が最終段階となった共創空間づくりのワークショップには、自ら手を挙げた社員が参加。30人のメンバーを中心に約半年間、活動しました。

企画の発端は食堂のFIELD化、つまり共創空間の拡大。社内外の人が気軽に利用できて交流を生み、イノベーションにつなげる──こんな空間を増やすため、全国各地の拠点で会議室や食堂などを続々リニューアルしています。

今回アートがお目見えした玉川事業場4階も、かつては食堂スペースでした。ここを食をともなう共創空間「FIELD玉川」に改装する計画の中で、「ここに集う人々にとってNECが変革を進めていると実感してもらえる空間にしたい」と今回の企画が持ち上がりました。仕掛けたのは総務統括部ワークプレイスグループの伊集院大樹です。

総務統括部ワークプレイスグループ 伊集院大樹

アートという手法をとったのは、パッと見て「変わった」というインパクトがあるから、そして、残っていくものだから。一番こだわったのは、自ら手を挙げてくれた社員と一緒に考える、参加型ワークショップの形です。伊集院は「参加者たちがコラボレーションのプロセスを体感して、楽しい、という思い出にしてもらうことが大事」としたうえで、このアートが話題のきっかけになってコラボレーションの拡大再生産につながることも期待しています。

「いい意味でNECらしくないものに」楽しんで意見ぶつけあう

どこか太陽系を連想させる力のこもった抽象画、NEC玉川事業場や多摩川を切り取った川崎の風景、色鮮やかな花々を生み出す人の手。できあがった壁画は三者三様です。

「いい意味でNECらしくないものに」「笑顔が生まれるものに」「これからも残って欲しいNECの姿」など、9回にわたって開かれたワークショップでは、集まった社員が思い思いの意見をぶつけ合いました。これらの意見に触発され、刺激を受けてアートの形に昇華させたのは、国内外で活躍する3組のアーティストたちです。

その一人、WHOLE9さんは、NECの社員の印象をこう語ります。「回数を重ねるごとに、自分の意見を発言したり感想を伝えたりしてくれる方が多くなったのが印象的でした」。どんどん意見をぶつけてくる社員から「パワーを感じました」と振り返ります。

WHOLE9さん

そうして完成したアート。参加者に感想を尋ねると、第一声は一様にこの一言でした。「楽しかった!」

部署の垣根を越えて集まった社員たちは、どんな「NECの変わらぬ良さ」や「変わっていく面白さ」を感じたのか。そしてコラボレーションによってどんな化学反応が生まれたのでしょうか。

変わるNECを実感「エポックメイキングですね」

「アートにかかわるのは初めて」と話すのは、普段は施工管理業務を担う米岡大和です。「仕事では感じることのない刺激を受けた」という米岡の感想は、この企画の狙いの一つでもあります。

ワークショップの中では、「NECの『優しさ』を残したい」という意見もあれば「最先端テクノロジーを提供する会社」という声も出るなど、自分たちの強みを見つめなおす機会になりました。

多様な人材が参加したからこその発見もありました。この4月で入社2年目となる西山舞は「先輩方が私の知らないNECの歴史を教えてくれたのも楽しかったし、何よりNECが好きだっていうのが伝わってきて。いい会社だな、と思えました」と言います。「朝、エレベーターから見える富士山がすごく好きで」という西山の「好き」はアートの中にも刻まれています。

クロスインダストリー共通製品統括部
米岡大和
コンピュート統括部
西山 舞
コーポレートデザイン部
平郡和彦

勤続30年を超す平郡和彦は、NECが変革を進めていることを踏まえながらも「いつもの仕事を普段の延長線上でやってしまうと、変化を感じにくいこともありましたが、最近は違います」。今回の参加で「色んな部門から集まった人と話してみて、会社の変化をスッと実感できた」と話します。「それが具体的な形になって残る。これ、すごくエポックメイキングなことですよね」

今年、125周年を迎えるNEC。これまで生みだしてきた共創とイノベーションは、これからも続いていきます。それは、NECグループの社員一人ひとりの想いから始まります。次の共創とイノベーションはあなたから始めることができる。そんな願いが込められています。

協力アーティスト

  • 田中紗樹
  • WHOLE9
  • Mariya Suzuki

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