拡張プログラム間通信手順(COM-XE) - 特長/機能

COM-XE は、さまざまな種類のシステムでのプログラム間通信手順を 提供するためのソフトウェアです。

豊富な運用機能を提供いたします

COM-XE カーネル機能は、 Windows のサービス プログラムでも制御できるように設計していますので、 Windows の起動とともに自動実行させることができます。 わざわざサーバ マシンのところへ行って、 COM-XE カーネル を起動する必要はありません。
また、支援ツールでトレース採取したり、動作状態メッセージ を出力する機能や、簡単な運用ユーザ インタフェースも 装備しています。

さまざまなシステム間で共通の通信アプリケーション を構築できます

COM-XE は、NEC 標準の DISA 規約に則った C 言語 API を提供していますので、異なる種類のシステム間、 例えば、ACOS-2/4/6、EWS、UP、N5200、OP、PC 間 での共通のアプリケーションを構築できます。

リモートのアプリケーションを制御できます

COM-XE ではカーネル機能でリモートの COM-XE アプリケーションを起動したり停止することができます。 これによって、サーバ機能を持つような COM-XE アプリケーションを無駄に常駐動作させる必要が なくなりました。

TCP/IP 上の inCOM-XE プロトコルをサポートしています

ネットワーク マネージャを利用して、 inCOM-XE 手順を使った通信ができます。
inCOM-XE を使えば、Windows 端末同士での対向通信もできます。

Windows マシンのユーザ アカウントを利用できます

Windows 上で相手局からの要求でインスタンス を起動するときに、 指定されたユーザ アカウントで 起動することができます。
例えば、管理者権限を持つユーザ アカウントを指定して インスタンスを起動すれば、 そのマシンで誰がログオン していようとも、 そのインスタンスは管理者権限で動きます。

諸元

  • 1 アプリケーションあたり、同時に 16 システムと通信を行うことができます。
  • 1 クライアントあたり、32 セッション(同一相手に対しては最大2セッション)を 同時開設することができます。