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業務系サーバの移行(会計システム)
基幹系システム背景・課題
グループ会社間で異なるシステムの統一
グループ会社ごとに各種業務システムを保有していたが、システム及び業務プロセスが異なるため、業務を集約できない、システム部門の運用負荷も軽減出来ない状況にあった。そこで業務プロセスを合わせやすい会計システムを手始めに全社で統一を図ることになった。
事業継続性におけるリスク
今の本社・拠点でのシステムは、震災等の影響によっては事業継続性に大きなリスクがあり、より安全な外部のデータセンターの活用を考えていた。
システム投資の抑制
基幹業務は、ライフサイクルが長いことから5年以上を見据えてサイジングが必要であった。
しかし高スペックのサーバが必要で、先を見越してサイジングをすると過剰な投資を余儀なくされていた。
効果・メリット
業務の効率化と運用負荷軽減
グループ会社を含めた会計システムの統一により、業務プロセスの共通化とシステム運用負担を軽減。
事業継続性の向上
会計システムを堅牢なデータセンターにあるクラウドに移行することで事業継続性が向上でき、システム部門にとってもバックアップやDRシステムの構築も進めやすい環境になった。
適切なシステム投資
全社規模のシステム移行であっても、クラウドであれば段階的な増強が可能で、過剰投資を避けることが出来た。さらに開発・評価環境のためのシステムも必要な期間・規模だけ利用できることも大きなメリットとなった。
クラウド導入イメージ
アプリケーションの統合
会計システムの統一に合わせ、アプリケーションはNECの会計システムEXPLANNERを採用。
高性能サーバの採用
会計システムの基盤には、高信頼・高性能のNEC Cloud IaaS(HAモデル)を選択。