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Welcome to 2040 ~とある自治体職員の一日~DXがもたらす未来 [02:58]
音声テキスト
<2040年。ある家庭での朝の風景>
AI:
“今日は一日中晴れるでしょう”
“ミキちゃん遠足楽しんできてください”
ミキ:
はーい
綾:
いってらっしゃい
ミキ:
いってきます
<自宅で業務を開始>
綾:
業務開始 山本綾
AI:
“本人認証 山本綾さん”
“綾さんおはようございます”
綾:
おはようございます
AI:
“要介護認定の更新申請が 4,005 件届いています”
“内容は全て照合済みです”
綾:
ランダムで 5 件表示して
どれも問題なし
OK 課長決裁にまわして
AI:
“かしこまりました”
AI:
“住民の方が介護支援サービスのご相談を希望されています”
綾:
会話履歴を表示して
<住民からのオンラインでの相談に対応>
綾:
こんにちは鈴木さん
親御さんの介護支援のご相談ですね
鈴木:
どれが良いかご相談したくて
綾:
そうですね 鈴木さんの状況ですと
介護支援ロボットの貸出を基本として
ヘルパーによる週 2 回の支援を加えるのが良いのではないでしょうか
ー「どんなお仕事をされていますか?」ーーー
綾:
事務手続きはAI がやってくれるので
判断やさっきのような住民サポートが中心ですね
やっぱり「人ならでは」というところがあるので
<介護支援施策検討会議>
えぬ市 健康福祉課 山本 綾
えぬ市 健康福祉課 課長 高寺 文寛
ライフサポートサービス社 オードリー・ヴァッセル
綾:
介護支援の利用者がさらに増加する予測が出ていますので対策が必要です
ねぇ機器の購入をした場合いくらかかる?
AI:
“補充にかかる費用は 5,000 万円程度の見込みです”
高寺:
機器を購入せず近隣の自治体の在庫をシェアできないかな
AI:
“近隣自治体の空き状況と今後の予測です”
高寺:
どこもあまり余裕がないな…
オードリー:
機器の補充ではなくこちらの支援サービスを拡充するのはどうでしょうか
綾:
予測される利用者の満足度は?
AI:
“全体で 15% の満足度アップが期待されます”
綾:
これなら効果が高そうですね
高寺:
よしそれで進めよう
綾:
はい
ー「AI によって仕事は変わりましたか?」ーーー
綾:
計算は AI に任せてどうしたら街をもっと良くできるのか
それを全力で考えられるのがいいですよね
施策の効果も AI のサポートでぐっと高まりましたし
ー「自宅で仕事をすることに不便がありませんか?」ーーー
綾:
自宅で仕事をすることですか?
情報はしっかりと守られていますし
コミュニケーションもさっきのように問題ありません
娘とゆっくり時間が取れるのがいいですよね
AI:
“まもなくミキちゃんが帰宅します”
綾:
すみません 子どもが帰ってきたみたいなので
ミキ:
ただいま
綾:
おかえり
Orchestrating a brighter world
NEC
概要
行政DXが進んだ2040年、自治体職員の働き方はどう変わっているでしょうか?場所を問わない働き方や子育てとの両立が当たり前になる。大量の申請受理や適法性確認はAIが行い、職員は人ならではの住民サポートや判断を担う。他の行政機関や企業とも密に連携して行政機能が効率化していく・・・。DXがもたらす自治体の未来を描きます。
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(2023年3月14日)