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鈴与システムテクノロジー株式会社様

鈴与システムテクノロジー様

「止まらないシステム」「運用の無人化・自動化」を目指し、
プライベートクラウド基盤を再構築。

業種 運輸・サービス業
業務 共通業務
製品 運用管理,ストレージ,PCサーバ
ソリューション・サービス サーバ仮想化/デスクトップ仮想化,クラウド

事例の概要

課題背景

  • 経年に伴い既存プライベートクラウド基盤に対する「可用性の向上」「サービスメニューの追加」「レスポンスの向上」などのユーザーニーズが顕在化
  • 鈴与グループのクラウド基盤の価値「止まらない、いつも速い」「新たな要望に素早く対応」「高セキュリティ、しかし柔軟」を追求し、より投資効果が高いプライベートクラウド基盤への刷新を決断

成果

「止まらない」「運用自律化」「サービスメニュー充実」

NECのWebSAM SigmaSystemCenter活用により「止まらないシステム」「運用の自律化・自動化」「きめ細かいサービスメニュー」など所期の目的を達成

プライベートクラウド基盤の価値を向上

フラッシュストレージによるレスポンス改善・サービスレベル向上、リソースプール化による投資効率向上、運用の自動化による効率化等、さまざまな効果により、鈴与グループのクラウド基盤の価値を向上

導入ソリューション

「止まらない・速い」「運用の無人化・自動化」「稼働率向上」拡大する新プライベートクラウド基盤

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事例の詳細

導入前の背景や課題

プライベートクラウドの運用に伴い新たなユーザーニーズやシステム課題が顕在化

鈴与システムテクノロジー
リソースマネジメント部
課長代理
鈴木 達也 氏

鈴与グループは、1801年(寛政13年)に現在の静岡市で「廻船問屋 播磨屋与平」として創業して以来、200年の歴史を持つ、約5,000億円、従業員数は約12,000名の企業グループです。鈴与システムテクノロジー(以下、SST)は、「鈴与」の情報システム部門が独立する形で設立されたIT企業で、主要業務は鈴与グループ各社への情報サービス提供です。

SSTではこのたび、鈴与グループ各社向け自社プライベートクラウド基盤の構築、運用をNECに依頼しました。これは「鈴与グループが使うシステムの4割が搭載されている基盤」という規模感です。

プライベートクラウドは、鈴与グループのITシステムを支える重要な情報基盤です。SSTは、このIT基盤に継続投資することにより、この基盤のユーザー価値を「止まらない、いつも速い」「新たな要望に素早く対応」「高セキュリティ、しかし柔軟」という形で高めていく必要があります。その一環として、このたび自社プライベートクラウドを刷新しました。

新プライベートクラウドの概要
項目 内容 備考
仮想マシン数 約100マシン -
物理サーバ数 16台
(Express 5800シリーズ ラックサーバ)
業務サーバ:12台 管理サーバ: 2台 バックアップサーバ:2台
仮想化基盤ソフトウェア VMware vSphere -
仮想化基盤リソースプール管理 VMware vSphere with Operations Management:
リソースプール管理
WebSAM SigmaSystemCenter:
リソース切り出し、リソースプール化
VMware vSphere と vRealize Operations Managerのセット製品
自律運用管理
プラットフォーム監視
WebSAM SigmaSystemCenter -
ストレージ
  • iStorage Mシリーズ( HDD、14TB) : 1台
  • Violin 6000シリーズ( フラッシュメモリ、6.5TB) : 1台
HDD 14TB のうち、
業務領域 9TB/バックアップ領域 5TB
バックアップ
ソフトウェア
NetBackup、
WebSAM JobCenter
データベースは業務無停止でバックアップ(iStorageのDynamicDataReplication機能を活用)

プライベートクラウドを構築したのは今回が2回目です。最初は2008年に、他のSIベンダーに依頼し、VMware vSphereを活用してクラウド基盤を構築しました。しかし、それを長年運用する中で新たなユーザーニーズやシステム課題が顕在化してきました。

ただ当時は、「仮想化は半ば枯れた技術」であり、VMware vSphereなどデファクトスタンダードの製品を使ってさえいれば、どのSI企業に依頼しようと最終実装に大差は無いと考えていました。しかしNECのセミナーに出席するなど技術情報を収集したところ、「リソースプール運用の有効性」「SigmaSystemCenterによる自律運用」などの運用により、導入当時の技術水準では解決できなかった課題が、現在の製品、技術を使えば簡単に解決できると分かりました。このような技術の進歩を取り入れるために、今回、プライベートクラウドに再投資したのです。

選択のポイント

決め手はWebSAM SigmaSystemCenterによる自律運用

鈴与システムテクノロジー
リソースマネジメント部
鈴木 義崇 氏

まずクラウド基盤の更新を依頼するSI会社としてNECを含む数社を比較検討しました。そして以下の6要件をもとに各社の提案を比較しました。(1)「止まらないシステム」:メンテナンス時に止めない、トラブルでも止まらない、(2) 「自律運用(自動化、無人化)」:自動で無事に動く。トラブルは「芽」の段階で摘み取る、(3)「顧客ニーズに応じたサービスメニュー化」:分かりやすく、選びやすくする、(4)「リソースの使用状況に応じた課金体系」:ざっくり課金ではなく『使った分だけ』の課金、(5)「セキュリティパッチ適用の安全性向上」:まず仮想試験機にパッチを試験適用し、その後本番機に適用、(6)「プライベートクラウドとパブリッククラウドの一体運用」:将来の一般クラウドサービスとの混合運用を考慮。
その結果、NECの提案がSSTの求める要件を最もよく満たしていました。

特に最重要の要件である「止まらないシステム」「自律運用」については、「WebSAM SigmaSystemCenter(以下、SigmaSystemCenter)とvSOMの組み合わせで実現する」というNECの提案が最も説得力がありました。NECを採用した決め手は「SigmaSystemCenter」です。

鈴与グループの中核業務の1つに物流があります。物流とは24時間365日、休日も深夜も絶え間なく荷物を運び続ける業態です。つまり、そこで使う業務システムにも、24時間365日、無停止の運用が求められることになります。

そこで「自律運用」として、「障害時に迅速に対処する」のではなく、「そもそも障害による業務停止を最初から発生させないようにする」という運用を目指しました。

「障害には迅速に対処」として運用する場合、どれほど短時間で対処したとしても、その「短時間」の間はシステム(=ユーザー業務)に途絶が生じてしまいます。そうではなく、障害を「予兆」の段階で検知、対処するための仕組みを確立したいと考えました。この構想はNECのプラットフォーム統合管理 SigmaSystemCenterを使って確立しました。大まかな手順は次の通りです。

  1. 特定ハードウェアに障害の「予兆」が発生したとする。
  2. SigmaSystemCenterはその「予兆」をただちに検知し、VMware vCenter Serverと連携し、その「障害発生寸前のハードウェア」に搭載されている仮想マシン(業務アプリケーション)を他の健全なハードウェアに「自動的に」移し替える。
  3. SigmaSystemCenterから、SSTおよびNECに「障害予兆の発見のアラート」と「仮想マシン移し替えの報告」がメール通知される。
  4. NECは当該サーバを調査し、適切な処置を施す(=「予兆」の段階で対処し、障害の芽を摘む)

この運用ならば障害発生後のトラブル対応(火消し)は発生せず、そこにSSTの人的資源が費やされることはありません(=運用の無人化)。またSST側から見て、全てのプロセスが自律的・自動的に実行されているといえます(=自律・自動運用)。

またバックアップについては、従来はシステムごとに手動で行っていましたが、今回は自動運用に変更しています。

また、新たなクラウド基盤では、ユーザーのニーズに応じた「サービスメニュー」を細分化したいと考えました。従来、メニューは2種類でしたが、現在は5種類を提供しています。
将来的にはさらに区分が増えることもあり得ます。プライベートクラウド基盤を構成するシステムには、そうした区分増加を、「運用のやりくり」無しに行えるだけの堅牢性・柔軟性を求めました。
このサービスメニューの5種類は、SigmaSystemCenterのテンプレート機能を活用してユーザーにサービスを提供しています。この機能によりストレージの切り出し、仮想マシンの払い出し、OSインストールなどの作業を自動で行えます。テンプレートの活用により、顧客への仮想マシンの提供時間は約30%短縮できました。

導入後の成果

高い付加価値を持つ「止まらないシステム」を実現

2014年に構築を開始し、2016年3月には物理サーバ16台を配備、プライベートクラウド構築はひとまず完成しました。当初の目的である「止まらないシステム」「自律運用」「サービスメニュー化」「セキュリティパッチの安全適用」については実現を果たしました。その他、「リソース使用状況に応じた課金体系」「パブリッククラウドとの混合運用」という将来目標についても、今後NECと協議しながら実現を図っていく予定です。

「プライベートクラウド基盤を最新の技術を使って再構築する」という、今回のプロジェクト目標は、まずは達成できたものと考えています。

鈴与システムテクノロジー
リソースマネジメント部
鈴木 崇司 氏

鈴与システムテクノロジー
リソースマネジメント部
海野 貴裕 氏

今回のプライベートクラウド導入による改善点のポイント
課題項目 従来状況 現在状況 主な活用製品
止まらない運用 停止あり 無停止 WebSAM SigmaSystemCenter
運用の手間 人的な都度対応 自律・自動対応 WebSAM SigmaSystemCenter
高速性 I/Oがボトルネック
※複数選択肢なし
フラッシュメモリを使った「高速領域」を設定 Violin 6000シリーズ
サーバ資源の有効
活用/投資効率向上
  • 物理サーバに仮想マシンが固定
  • 物理サーバ単体ごとの資源管理
  • 資源の利用率が頭打ち
  • 物理サーバをまたいだ仮想マシンの自由な移動(自動負荷分散)が可能に
  • リソースプールにより、サーバ群全体の資源を一括管理
  • 資源の利用率向上
WebSAM SigmaSystemCenter、
VMware vSphere with Operations Management
ユーザーニーズへの対応 サービスメニュー2種類 5種類 WebSAM SigmaSystemCenter
(テンプレート機能で運用効率化)
バックアップ システムごとに個別・手動
夜間は業務停止
全自動
無停止(一部システム)
NetBackup、
WebSAM JobCenter(自動運用)
iStorage Mシリーズ※4(無停止)
セキュリティパッチ バックアップを取り、
本番仮想マシンに適用
まず試験仮想マシンに適用し、それから本番適用。誰でも簡単・迅速・安全に

今回のクラウド基盤への投資を通じて、SSTのIT基盤のユーザー価値とコスト競争力は大きく改善されました。今後は次世代技術SDN(※)について検討、情報収集していく考えです。NECには、今後ともSSTのIT基盤のユーザー価値向上、ひいては鈴与グループ全体の企業価値向上を、優れた技術とサポートを通じた支援を期待しています。

  • SDN:Software-Defined Networking。ネットワークをソフトウェアで動的に制御すること、およびそのアーキテクチャ。

集合写真写真左より海野貴裕氏、鈴木義崇氏、鈴木崇司氏、鈴木達也氏

お客様プロフィール

鈴与システムテクノロジー株式会社

所在地 静岡県静岡市清水区中之郷2-1-5
鈴与情報センタービル
設立 1990年(平成2年)4月16日
資本金 2,000万円
従業員数 301名(2015年6月1日現在)
事業内容
  • システム開発(システム開発及び販売業務)
  • パッケージ製品(パッケージソフトの開発及び販売業務)
  • 運用サービス(コンピューター及び周辺機器の販売、システムネットワークインフラの提供及び監視、情報処理の受託業務、データストレージ設備の賃貸借業務)
  • メディアコンテンツ(印刷物の企画・制作及び広告代理店業に関する業務)
URL http://www.sst-web.com/

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(2016年6月13日)

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