Japan
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さいたま新都心駅・北与野駅周辺にて混雑状況の計測を行います
2020年12月1日
東日本旅客鉄道株式会社
日本電気株式会社
国際航業株式会社
株式会社サーベイリサーチセンター
東日本旅客鉄道株式会社、日本電気株式会社、国際航業株式会社と株式会社サーベイリサーチセンターはお客さまに安心して鉄道をご利用いただくために、駅構内の混雑緩和に向けた取組みを進めています。
本取組みはJR東日本の駅および周辺エリアの混雑を可視化し、お客さまに混雑情報などを提供することで、自発的な行動変容により混雑緩和を促すことを目指しています。
今回の実証実験では、さいたまスーパーアリーナ周辺エリアから最寄り駅であるさいたま新都心駅・北与野駅や街を通行されている人を、カメラ映像、Wi-Fiアクセスポイント、計測員による目視での人数計測の3つの方法で計測を行います。実証実験での計測を活かして今後の駅周辺の混雑緩和を検討してまいります。
1.実証実験の概要
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計測期間
2020年12月14日(月)~2020年12月15日(火)7:00頃~20:00頃
※機器動作確認(2020年12月9日(水)~2020年12月11日(金)10:00頃~20:00頃)
※駅やセンサの状況により、日程・時間短縮や中止する場合があります。 -
計測場所と計測機器について
下記の場所で計測を行います。

2.計測方法について
下記の方法で計測します。

3.実証実験の参加企業について
東日本旅客鉄道株式会社 | フィールド提供 |
日本電気株式会社 | カメラ映像を解析した人流量の推定 |
国際航業株式会社 | Wi-Fiアクセスポイントにて検知した端末による人数計測 |
株式会社サーベイリサーチセンター | 計測員による目視での人数計測 |
本実証実験はJR東日本単独では解決が難しい社会課題や、次代の公共交通について、交通事業者と各種の国内外企業、大学・研究機関などがつながりを創出し、オープンイノベーションによりモビリティ変革を実現する場として2017年9月5日設立された「モビリティ変革コンソーシアム」の取組みのひとつです。
以下は、IoT推進コンソーシアム、経済産業省および総務省が策定した「カメラ画像利活用ガイドブックVer2.0」に、基づき記載するものです。
1.個人情報などの取扱いについて
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カメラ映像を解析した人流量の推定
カメラで撮影した映像からお客さまの人数の推定データを生成します。
カメラで撮影した映像は、お客さまの人数の推定データの生成後に破棄されるため、お客さま個人を特定可能な情報は保存されません。 -
Wi-Fiアクセスポイントにて検知した端末による人数計測
お客さまのスマートフォンなどの端末から発せられるWi-Fi信号を受信することでスマートフォンの台数をカウントします。ここから実際の通行者数を推計します。信号に含まれる端末識別情報(MACアドレス)は元の情報に復元できない不可逆変換を行い、MACアドレスが特定できない情報に変換して収集します。なお、MACアドレスは名前・電話番号・メールアドレスなど個人情報が含まれるものではございません。
また、MACアドレスは不可逆変換後に破棄するため、保存されません。 -
計測員による目視での人数計測
個人情報は含まれません。
2.データの委託および第三者提供について
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カメラ映像を解析した人流量の推定
本取り組みで取得するカメラ映像のデータは、人数推定データの生成後に破棄するため、第三者提供は一切いたしません。 -
Wi-Fiアクセスポイントに接続した端末による人数計測
Wi-Fiアクセスポイントに接続の際、MACアドレスは、不可逆変換後に破棄するため、第三者提供は一切いたしません。
3.個人情報管理責任者について
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カメラ映像を解析した人流量の推定
日本電気株式会社 交通・物流ソリューション事業部長
個人情報などの取扱いに関するお問い合わせ先
モビリティ変革コンソーシアム
『群衆行動解析技術による駅周辺環境の行動最適化』サブワーキンググループ
E-mail: mic_gunshu2020@mic.jp.nec.com