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仁恵病院
理事長
中島 宣行 氏
仁恵病院
事務長
馬場 清 氏
EXPLANNER/Aiの操作はすぐに習得できました。パッケージに盛り込まれている機能をさらに使いこなしたいと考えています。
仁恵病院
事務課長
後藤 幸裕 氏
タイトな時間の中で、計算スピードが上がった分は確実に業務が楽になっています。計算の正確性も向上し、ミスに気づいたときでも再計算ができるようになりました。
兵庫県西部、播磨地方における精神科医療の中心的な役割を担う仁恵病院様は、新たに基幹業務パッケージ『EXPLANNER/Ai』(給与)を導入し、給与計算に活用しています。新たなERPパッケージ導入の背景について、仁恵病院 理事長の中島宣行氏は次のように語ります。
「これまで利用してきた給与のパッケージソフトは導入後6年が経過しており、保守停止になること。これが新規パッケージを導入した直接のきっかけです。またハードも老朽化していたこともあり、これを機にハード・ソフト共に入れ替え、機能面でもバージョンアップを図ることにしました」
仁恵病院様には165人の職員が在職し、月間のスケジューリングをベースに勤務が行われています。これまでは3人体制で給与計算などの運用を行っており、その中心となって給与の計算から支給までの業務を担当する職員の後藤幸裕氏は、これまでの運用の状況についてこう語ります。
「毎月20日に締め、支給日は27日ですが、超過勤務などを含めたデータの集計・入力作業を行い、その結果を支払日の4営業日前までに金融機関に持ち込んで依頼しています。そのため、日数的にあまり余裕がなく、その焦りから集計や入力時にミスが発生することもありました。これまでは、いったん締めるとその後の再計算ができないこともあり、慎重に作業を行う必要があったのですが、毎月厳しい状況でした」
仁恵病院様は、NECのパートナーである日本事務器(以下NJC)より旧給与パッケージをはじめ、医事システムやオーダリングシステムを導入するなど、平素から深い信頼関係を築いています。
「これまでの給与パッケージが保守停止になるため更新が必要でしたが、NJCが推薦した新たな給与パッケージがEXPLANNER/Aiでした。NECというブランド、NJCのこれまでのフォローの良さもあり、まったく新たなパッケージ導入に対する不安はありませんでした」と、中島氏は述べます。
「導入前に行われたデモンストレーションを見ると、これまでのソフトと操作性がとてもよく似ていることや、計算のスピードが格段に速くなっていることがわかり、不安というよりも、むしろこれで少し業務が楽になるのではないかと思いました。
また、これまでのパッケージのデータをそのまま移行できるということなので、移行に伴う業務面で大きな負担がかからなくて済むことも評価できました」と後藤氏は、デモを見たときの感想や懸念が解消されたことを述べます。
仁恵病院様は、基幹業務パッケージ『EXPLANNER/Ai』(給与)を基本的にノンカスタマイズで導入しました。ただし給与明細のみ、仁恵病院様向けにカラーの明細書を作成するというオリジナルカスタマイズを行いました。
一方、ハードウェアに関しては、PCを最新のものに更新し、プリンターはページプリンタとドットプリンタの2台を新たに導入しました。
仁恵病院様では、新たなハードに『EXPLANNER/Ai』を搭載し、スタンドアローンで利用する形態をとりました。多少の不安があった既存データの移行も、スムースに問題なく完了しました。
日本事務器:NJCトータルヘルスケアソリューションラインナップ
実質的な導入から稼働までは4日程度であり、操作の学習期間を含めても、約1週間ですべてを終え、順調な稼働が始まりました。
「操作に関しては、簡単に利用方法を教えてもらうだけで使えるようになりました。特に保守停止のすぐ後に年末調整を控えていたこともあり、操作方法の習得には真剣に取り組みました」と後藤氏は導入時の状況を述べます。
導入後の効果について、事務長の馬場清氏は次のように語ります。
「導入当時は傍から見ていただけでしたが、EXPLANNER/Aiの操作をすぐに習得できたように難しさはないようです。使い始めてみると、パッケージにはいろいろな機能が盛り込まれています。そうした機能の活用という点では、まだまだこれから学び、使いこなしていく段階だと考えています」
「締めから銀行への持ち込みまでの時間がタイトだけに、計算スピードが上がったので、その分は確実に業務が楽になっています。この点では、むしろソフトに追い駆けられている感じすらします。また、計算の正確性も確実に向上しています。さらにミスに気づいたときでも再計算ができるようになり、精神的な負荷という意味でも楽になりました」と、後藤氏は評価します。
仁恵病院様では、現在、勤怠については1ヵ月のスケジュールと実績の差異を計算したうえでデータの入力を行っています。
「計算後のデータ入力に関しては、基本的に1人で行うようにしています。それは、個人情報を扱うためのセキュリティ対策であり、そのためにコードの設定を複雑にするなどの管理を行っています」と馬場氏。
「現在はまだ手一杯というところですが、次第に慣れてきたこともあり、画面に表示される機能についても、いろいろとチャレンジしながら使いこなしていくつもりです」と後藤氏。
「今後は、より業務を効率化するため、給与ソフトと勤怠管理ソフトとの連携も考慮しています。予実管理をきちんと行えば、さらなる作業効率の向上だけでなく、ミスの撲滅にもつながります。中長期的には、アナログを廃し、電子ベースに変えられるところは、タイミングを見ながら進めていこうと考えています。
NJCは、困ったときにはすぐに対応してくれますし、機能面でもNJCやNECに要望があれば、どんどんリクエストしていくつもりです。それが患者さんばかりでなく、職員にとっても働きやすい環境づくりに役立つと考えているからです」と中島氏は締めくくりました。
本社住所 | 〒670-0811 兵庫県姫路市野里275 | |
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開院 | 1952年4月 | |
職員数 | 165人(2010年1月1日現在) | |
診療科 | 精神科、神経科、内科。219床。 | |
URL | http://www.jinkei.jp/ |
約2,000施設の医療機関、福祉施設、健診機関のお客様のIT化を、永年に亘りお手伝いしてきたノウハウを活かし、電子カルテをはじめ医療事務、オーダリングなど医療分野におけるさまざまな業務支援システムの提供はもちろん、介護福祉分野さらには保健健診分野まで、トータルなITソリューションをご提供します。
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(2010年3月5日)
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今後は、より業務の効率化と正確性を高めるため、給与ソフトと勤怠管理ソフトとの連携も視野に入れています。