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海洋システム事業部門

世界中に事業を展開する、国内唯一の
「光海底ケーブルシステムのサプライヤ」です

海洋システム事業部門の概要

人々のコミュニケーションを豊かにするため、国内外の通信キャリア様、海外の大手IT企業様向けに光海底ケーブルシステムを開発、提供しています。

事業領域

海洋システム、グローバル、ネットワーク、光ファイバ通信、社会インフラ、地震津波観測

採用職種

技術開発職、システムエンジニア職

募集職種の仕事内容

技術開発職(ハードウェア開発)

概要

海底ケーブルシステムを構成する、海底装置及び陸上装置のハードウェア開発を行っています。

  • 海底装置(光中継器、光分岐装置など)及び陸上装置(光伝送装置、監視制御装置など)の基本設計
  • 基本設計に基づいた装置の詳細設計(回路、構造、ファームウェアなど)をパートナー企業とも協力して推進
  • 装置の評価を行い、仕様どおり動作すること、バグがないことを確認し、製品の品質を担保
  • 各プロジェクトの対応として、応札時の技術提案、受注後の製造、出荷検査、各種ドキュメント作成
  • お客さまとの技術ディスカッションへの参加や、お客さまへの装置機能の実演(テクニカルデモンストレーション)

活かせるスキル・経験

  • 光ファイバ通信、電源・給電に関する知識
  • 電気/電子回路、構造設計に関する知識
  • 英語を使ったコミュニケーションスキル

技術開発職(ソフトウェア開発)

概要

海底ケーブルシステムの監視制御装置に搭載するソフトウェア開発及びプロジェクトごとのカスタマイズを行っています。

  • 海底ケーブルシステムを構成する陸上装置、海底装置及びシステム全体を監視制御するソフトウェアの上流設計
  • ソフトウェアを開発・製造するパートナー企業と協力し、海底ケーブルシステムの監視制御ソフトウェアを開発
  • 検証環境(オンプレ/クラウド)において、製造した監視制御ソフトウェアの機能やGUIに関する動作試験
  • お客さま向けに製造した監視制御ソフトウェア機能の実演や顧客の上位監視装置との接続試験
  • コンテナ仮想化、AIなど先進技術を活用した高性能・高機能な次期監視制御プラットフォームを企画・立案

活かせるスキル・経験

  • 世界をつなぐ通信インフラの技術開発に対する興味・好奇心
  • ソフトウェアスキル(JAVA、Python、Excelなど)
  • 先進技術活用(コンテナ仮想化、AIなど)の提案力

技術開発職(ビジネス開発)

概要

海底ケーブルシステムの始点と終点にある局舎に設置される端局装置のシステム設計を行っています。

  • 応札において端局装置関連の契約交渉を実施。それぞれの装置の仕様を理解したうえで、お客さまの要望に合う提案を実施
  • 受注したプロジェクトごとにシステム設計を実施。また、プロジェクト実行中のお客さまからの追加要望にも対応
  • 装置を局舎へ出荷する前に、お客さまの仕様を満たしているかを確認するため、工場における各装置を組み合わせた端局装置全体の性能試験
  • 出荷した装置と海底ケーブルを接続後、総合試験を実施。契約条件を満たしていることを証明したうえでのシステムの引き渡し

活かせるスキル・経験

  • 関係者をまとめ上げ、計画通り実行する調整力
  • 各端局装置のインテグレーション力
  • グローバルなコミュニケーションスキル

システムエンジニア職(プロジェクトマネジメント)

概要

海底に敷設するケーブルのルート設計やお客さまや施工パ-トナーとのスケジュール調整や現場マネジメントなどを行っています。

  • 応札時、お客さまの希望するエリアを結ぶ海底ケーブルシステム敷設に必要な概算費用の見積りを作成
  • 受注後、海図や海洋調査で取得した海底のデータを用いて、敷設する海底ケーブルルートを設計
  • お客さまやパートナーと海洋調査/敷設工事のスケジュールを調整
  • 海洋調査/敷設工事の進捗をマネジメント。実際に敷設を行う船に乗って敷設工事の現場マネジメント
  • 海外のお客さまとの会合に参加するため、海外出張をしてプロジェクト進捗を報告

活かせるスキル・経験

  • 英語(海外のお客さまが多いためです)
  • バイタリティ(国内外への出張もあります)
  • グローバルなコミュニケーション能力

プロジェクト/事例

太平洋横断、光海底ケーブルシステム構築

課題
国際的な通信需要の拡大に対応するため、日米間に太平洋を横断する新たな光海底ケーブルシステムの構築が必要になりました。

解決策
太平洋横断には、10,000kmを超えて「大容量、低遅延、高品質な通信を実現する技術開発」や、その技術を実現する「システム構築」、8,000mの深海にも設置する「海底光中継器」と「光ファイバケーブル」の生産、及び大型敷設船を確保し、「海底ケーブル敷設工事や陸揚工事」が必要になります。お客さまやパートナー会社と「技術仕様やスケジュールの調整」が必要です。当事業部門は、「受注から構築完了」まで、約2年間をかけた「大規模な開発・生産・プロジェクトマネジメント」を円滑に行いプロジェクトを完遂しました。

先輩社員インタビュー

技術開発職(ハードウェア開発)

ARASHIRO さん
海洋システム事業部門
2020年新卒入社
電子情報科卒業

ここが決め手でNECを選びました!
世界最先端の通信技術革新と、その実用化に向けて活躍できると思ったからです。

担当業務とやりがい
光海底ケーブルの光経路、給電経路の分岐・切替機能を持つ光分岐装置の開発を担当しています。新規開発・設計・評価はもちろんのこと、各プロジェクトの管理や製造サポートの業務も行っています。開発者として一貫して担当装置にかかわっていくため、試作設計で苦労していた装置が製品として完成し、設計通りの動作を確認できた際にはやりがいを感じます。海底ケーブルシステムという世界の通信インフラに貢献できることが本事業部門の魅力だと思います。

現在のキャリア

  • 海底機器(分岐装置)の設計に従事しており、特に給電経路切替回路と光スイッチ切替回路の設計を担当

今後のキャリアステップ

  • 当面は現在の装置担当としてスキルを積み、装置単体の振る舞いだけでなく、システム的な振る舞いを理解して、システムエンジニアとして活躍

My Favorite CoV:思考はシンプル、戦略を示せるように

Do:頭、スッキリ

【Doを実践するために日頃から心がけている具体的な行動やエピソード】
海底装置は一度海に沈めると回収が困難であり、長期間の稼働中に故障のない設計が求められます。プロジェクトごとに要求が異なるため毎回設計する装置仕様が異なりますが、海底装置として何が重要なことか、どの設計値が優先されるかを基準において設計・開発を進める必要があります。試作品段階では新機能の開発などに注意しがちになりますが、思考をシンプルにして本来の要件を一度考えてから設計するよう心がけています。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準


技術開発職(ソフトウェア開発)

FUNAHASHI さん
海洋システム事業部門
2022年新卒入社
電気電子科卒業

ここが決め手でNECを選びました!
国際通信は社会貢献度の高い事業であり、高い技術力に憧れました。

担当業務とやりがい
海底ケーブルシステムを監視制御する装置に搭載するソフトウェアの開発を担当しています。具体的には高機能化を実現するための新規機能・改善機能の開発を行います。現在は監視制御ソフトウェアのコンテナ実装やクラウド対応に向け、陸上装置、海底装置の技術者や国内外のパートナー会社と幅広く協力しながら、要件定義、設計、製造、検証を行っています。開発した監視制御ソフトウェアの機能が期待どおりに動作したとき、とてもやりがいを感じます。

現在のキャリア

  • 海底ケーブルシステムの監視制御ソフトウェアの新規機能・機能改修の要件定義、基本設計、評価検証
  • 監視制御ソフトウェア機能のお客さま向け動作デモ、顧客の上位監視装置との接続試験サポート

今後のキャリアステップ

  • 市場分析、お客さまとの技術討議を鑑みて、監視制御プラットフォームの開発ロードマップを立案
  • 先進技術(コンテナ仮想化、AIなど)を活用して、監視制御ソフトウェアの機能を強化

My Favorite CoV:視線は外向き、未来を見通すように

Do:まだ見えない収穫まで意識する

【Doを実践するために日頃から心がけている具体的な行動やエピソード】
海底ケーブルシステムのプロジェクトは受注から引き渡しまで2年から3年を要します。開発はプロジェクトの初期工程であり、ここで問題が発生すると後工程に影響を及ぼしかねないため、システム要件の分析を十分に行い、将来問題となり得るリスクを洗い出したうえで開発に着手します。自分たちが作り上げた装置が世界をつなぐ通信インフラを支える一部となるため、安定運用を実現すべく責任感を持って日々業務に取り組んでいます。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準


技術開発職(ビジネス開発)

MURATANI さん
海洋システム事業部門
2020年新卒入社
商学部卒業

ここが決め手でNECを選びました!
光通信技術への積極的な取り組みにより国際通信の発展に貢献できると思ったからです。

担当業務とやりがい
海底ケーブルシステムのプロジェクトにおいて、海底ケーブルの始点と終点にある局舎に設置される端局装置のシステム設計を担当しています。プロジェクト実行では、システムの設計から開発・工事・試験までを一括受注しているため、業務内容は多岐にわたり、日々新しいことにチャレンジできる環境です。また世界中のお客さまと英語を使って議論を行うことが多く、グローバルに活躍できると感じています。

現在のキャリア

  • 海底ケーブルシステムの端局機器 応札・設計
  • 国内案件の端局機器構築・試験

今後のキャリアステップ

  • グローバル案件の端局機器 設計・構築・試験
  • 海底ケーブルシステムの技術的な専門性の向上とプロジェクトマネジメント

My Favorite CoV:心は情熱的、自らやり遂げるように

Do:このプロジェクト、皆でやりませんか

【Doを実践するために日頃から心がけている具体的な行動やエピソード】
海底ケーブルシステムのプロジェクトは、受注から引き渡しまで2年以上を要します。また、受注から設計、装置の製造と工場での試験、局舎での工事と試験など引き渡しまでに多くのイベントがあり、沢山の関係者を巻き込んで実行する必要があります。各イベントをスケジュール通りに完了させるために、プロジェクトマネージャや各端局装置装置の開発担当者、生産管理関係者など多くの方を巻き込みながら日々業務しています。

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準


システムエンジニア職(プロジェクトマネジメント)

KOSUGI さん
海洋システム事業部門
2022年新卒入社
観光学部卒業

ここが決め手でNECを選びました!
世界中の人々をつなぐ国際通信の発展に直接貢献できる職場と感じたからです。

担当業務とやりがい
お客さまや協力会社(ケーブル工場や船会社、ケーブルデポなど)と調整や進捗確認をしています。
なんといっても、『国と国をつなぐ一大プロジェクト』に携われることがやりがいです。世界地図に線を引いてここに自分プロジェクトのケーブルが敷かれているんだっていつか言ってみたい!そんな思いでアサインされたプロジェクトの業務をこなしています。海外の大手通信キャリアや船会社、調査会社など様々な国籍の方とプロジェクト遂行できるのもこの部署の魅力です。

現在のキャリア

  • 担当プロジェクトを通じて、海洋工事設計・実行に必要な知識、経験を習得
  • 海洋工事技術者として独り立ち。プロジェクトメンバーをサポートし、工事担当者として活躍

今後のキャリアステップ

  • 特定案件の海洋工事担当リーダーにアサイン。NECの顔として、海洋工事の第一線に立つ
  • お客さま、協力会社と協働し、大規模海底ケーブル案件の敷設工事を成功させる

My Favorite CoV:組織はオープン、全員が成長できるように

Do:はじめに、人ありき

【Doを実践するために日頃から心がけている具体的な行動やエピソード】
「国と国をつなぐ一大プロジェクト」なだけあって、本当に多くの関係者の協力のもとプロジェクトが成立しています。船や工事の進捗に合わせて柔軟に対応してくださる製造/船/船積/通関の関係者、数カ月間にわたって工事監督・試験任務を担う船上員、何千kmものケーブルに向き合う巻手。「はじめに、人ありき」を忘れずに、誰かのために先回りした行動や指示ができるよう日々の業務を通して成長していきたいです!

CoV:「Code of Values」。NECグループ共通の一人ひとりの価値観・ふるまいを示した行動基準

Message

世界中のお客さまと、数百億円規模の案件を扱うスケールの大きな仕事にかかわることができ、海外出張で直接会話をする機会もあります。また、Under COVID-19以降はテレワーク主体のワークスタイルが定着していますが、一方、推奨出社日を設定し、直接顔を合わせる機会も取り入れるなど、ワークスタイルは自由度がある職場環境です。職場はリニューアルした先進的オフィスです。是非一緒にグローバルNo1を目指しましょう!