サイト内の現在位置
City
人口減少や高齢化、人々のライフスタイルや価値の
多様化など社会環境は大きく変化しています。
NECは、市民や産官学と共に、個人と社会が調和した持続可能な都市や
モビリティを支える機能を提供し、
誰もが快適に過ごせる魅力ある街を育んでいきます。
未来への
第1歩はもう始まっています
-
Story 01もし、初めての街でも
快適に散策できるとしたら?東京の屋外芸術祭に来た千代と博。
娘の美空が案内してくれる予定でしたが、都合が悪くなりふたりで巡ることに。
「このあたりにもこんな風情のある商店街が残っているのね」
その土地にあまり馴染みのないふたりでも、街中に点在するデジタルサイネージ上の地図を見れば迷うことはありません。各展示の混雑度も分かるので、のんびり散策しながら鑑賞を楽しめます。
あたりが暗くなってきたところで、「そろそろお食事はいかがですか?」とサイネージから通知が。ふたりの好みに合わせて、近隣の飲食店情報が浮かび上がり、お店の混雑状況やタイムサービスの情報も表示されます。
「お蕎麦がいいわね。今ならデザートがサービスされるみたい!」 -
Story 02もし、少しの空き時間でも
観光を存分に楽しめるとしたら?広島県での出張を終え、少し観光してから帰ることにした恭介。
「宮島に行きたかったけど、ちょっと時間が足りないか。今日は地元の商店街を覗いてみようかな」
アプリを見ると、運行状況や交通量、SNSなどのリアルタイムな情報をもとに、恭介の好みに合わせたルートが提示されます。観光情報も表示され、商店街のどこに何があるのかも一目瞭然。
そろそろ駅に向かおうかと思っていると、「朝採れ牡蠣がおすすめ」とアプリから通知が届きました。飲食店に向かい、牡蠣むすびを買ってみる恭介。ジューシーな牡蠣を頬張りながら、一日を振り返ります。
「広島の新たな一面を知れた気がするなあ。思った以上に過ごしやすかったし、こっちに引っ越してみるのもいいかもしれないや」 -
Story 03もし、好きなときに好きなところへ自動で移動できたとしたら?
家での仕事を終え、家族で食事に出かける美空。
「こちらの移動ルートが最速です」とアプリから案内が届きました。
まずは駅に向かう自動運転バスに乗車。交通状況から最適なルートが選択されるので渋滞知らず、バス搭載のセンサーは管理センターと連携して常に道路の状態を見ているため、ひび割れなどがあればすぐに補修されます。
「バスって昔は揺れるイメージがあったけど、すごく快適だね。道路がきれいになったからかなあ」
駅に近づくと「LRT(次世代型路面電車システム)への乗り換えがおすすめです」と新たな通知が。どうやらルートを変更した方がいいようです。
「予約時間の前にレストランに着けそうだ! あのまま電車に乗っていたら、間に合わなかったかも」
できたらすごいをもっと見る

NEC
生活のあちこちに活躍の場が広がる日本独自の“GPS”
高精度な位置情報はスマートシティの要に
米国のGPSを代表とする衛星測位システムは、スマートフォンやカーナビで活用されるなど、日常生活に欠かせないインフラとして定着しています。日本においては準天頂衛星システム「みちびき」が2018年にサービスを開始しており、NECはその地上システムの整備と運用に携わっています。
国の社会インフラ整備・運用事業として4機体制から開始した本システムは、2023年度を目処に7機体制へ拡充し、日本とアジア太平洋地域において必要不可欠なインフラになっていきます。「みちびき」は数センチや1メートル単位の高精度測位を実現するサービス、防災・減災に利用できるメッセージサービスを提供しています。高精度測位は社会課題解決への利用が期待されているほか、今後は測位サービスを利用して、新たにスポーツ分野、時刻同期を利用した決済、メッセージサービスを利用したサイネージや防災灯など、さまざまな領域で活躍が期待されます。
「みちびき」は、デジタル化時代に必要な「位置情報×時刻情報」の基盤インフラとしてサービスを提供し続けるとともに、NECは「みちびき」の整備・運用を通して安全・安心を社会に届け、豊かな未来の実現に向けて貢献していきます。
宇宙システム事業部
左から
松山 淳子
「みちびき」が便利で安全な社会の実現に貢献できるよう、安定したサービスを提供していきます。
岩佐 海詩
社会インフラの一翼を担っていることは私たちの誇りです。利便性の高いサービスをエンドユーザへ継続して提供していくため、これからも努力を続けて参ります。
鵜飼 千亜妃
今後スタートする衛星7機体制に向けて、より高精度で安定した測位サービスの実現に貢献していきます。
堀 英明
関係各位の積み重ねを無駄にしないよう、皆さまに安心・安全に「みちびき」使っていただけるようにメーカーとしての役割を果たします。


宝塚市様
これからの市役所の窓口は「書かない」「触らない」
スマホで各種届出が簡単かつスピーディーに
多くの自治体において、窓口申請業務は生活者にとっても職員にとっても手間が多く大きな負担となっていました。なかでも転入・転居の届出は自治体窓口での手続きが義務づけられているため、窓口や申請書の記載台で混雑が発生しがち。自治体にとって、申請者の窓口滞留時間削減は喫緊の課題となっていました。
NECとNECソリューションイノベータは、兵庫県宝塚市と新型コロナ感染症防止対策の一環として「NEC 窓口改善ソリューション」の実証実験を開始。本サービスは、転入・転出・転居の住民異動と住民票の写しの発行業務を対象に、各種申請をセキュアなQRコードに変換することで窓口申請のデジタル化をおこなうもの。事前にスマートフォンで専用ウェブサイトにアクセスして届出内容をQRコードに変換すれば、窓口でコードを読み取ってもらうだけで各種申請書の作成が完了します。記載台に触ることがない上に時間を効率的に利用できるため、感染症対策とともに、「当日の書類記入の手間が省けたのでとてもよかった」といったお声をいただくなど、市民に対する行政サービス向上にもつながり、職員の手間も減るという環境が実現します。これからの市役所は書類を「書かない」「触らない」「簡単かつスピーディー」な場所になっていくのかもしれません。
公共ソリューション事業部 主任
田口 晃
窓口申請のデジタル化は、住民サービスの向上と行政事務の効率化に大きく貢献します。一方で、住民の大切な個人情報を扱うため、デジタル化には情報セキュリティ対策が必要です。NECはお客さまと共に未来の自治体像の検討を重ねながら、安心・安全な行政サービスのデジタル化に貢献していきます。
