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阿蘇市・阿蘇火山博物館・NEC、安全・安心かつ持続可能なまちづくりに向けたDXによる阿蘇市版スマートシティ構築のための包括連携協定を締結

2024年10月11日
阿蘇市
公益財団法人 阿蘇火山博物館久木文化財団
日本電気株式会社

阿蘇市(市長:佐藤 義興)と公益財団法人 阿蘇火山博物館久木文化財団(理事長:久木 康裕、以下 阿蘇火山博物館)、日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:森田 隆之、以下 NEC)は、安全・安心かつ持続可能なまちづくりに向けて、本日、包括連携協定を締結しました。
阿蘇市、阿蘇火山博物館、NECの3者は2018年より包括連携協定の下、DXによる阿蘇市版スマートシティの具体化検討を目指して、産官学の連携による地方創生の取り組みを進めており、このたび3期目の包括連携協定の締結となりました。3期目では、2期目の協定テーマを継続しつつ、ICTを活用した情報発信による地域周遊促進や地域防災・観光防災など、具体的なサービスを地域社会へ実装していきます。
具体的な連携協定を通じた取り組み内容は以下の通りです。

包括連携協定の方針と3者の役割

1.方針

(1)文化観光及び環境の推進による阿蘇地域の経済活性化に向けた取組み(広域観光)

阿蘇地域でつくる「阿蘇ジオパーク推進協議会」を活用し、関係する団体等と連携することで、阿蘇火山博物館が拠点となって「文化の振興」、「観光の振興」及び「自然(環境)との共生」で地域の活性化を図る仕組みを構築する。また、必要とする地域間の連携強化に努めることで好循環を創り出し、同時に持続可能な観光地域づくりを進め「世界に向けて、阿蘇を発信」することを実現する。

(2)ICT活用による地域防災及び観光防災の実現(広域防災)

阿蘇地域の防災はもとより、阿蘇を訪れる観光客の方々に対し、観光を楽しみ、安全で安心して周遊できることを軸とした、新たな広域観光防災のあり方、仕組みづくりを検討し実現を目指す。具体的には、情報発信による平時の「安全な観光」、有事の「減災・防災」を一体で行う体制づくりを構築する。

(3)阿蘇市版スマートシティ像の具体化検討(公民連携)

「観光×防災×地域」が連携し、にぎわいと魅力あふれるまちづくりを実現するために、阿蘇市及び周辺地域・熊本県内広域のデータの連携と活用、また、AIやICTなど先端技術の活用により、住民や来訪者への情報発信を行うことで、新たなサービス・価値の創造を目指す。DX時代に対応した「安全で安心な持続可能なまちづくり(阿蘇市版スマートシティ)」の具体化検討を目指す。

2.役割

阿蘇市
  • 社会実装に向けたフィールドの提供
  • オープンデータの提供、等
阿蘇火山博物館
  • 阿蘇エリアにおける情報発信
  • 阿蘇火山博物館公式 LINE の活用
  • 協議会の運営、等
NEC
  • 情報発信等におけるシステム開発
  • デジタルを活用した課題解決の取組みの提案、等

阿蘇市・阿蘇火山博物館・NEC の3者は、今後も官・学・産の連携による持続可能なまちづくりの取り組みを幅広く検討していきます。

包括連携協定の調印式(左から阿蘇火山博物館 久木康裕理事長、
阿蘇市 佐藤義興市長、NEC 受川裕執行役 Corporate EVP)

以上

本件に関するお問い合わせ先

NEC クロスインダストリー事業開発部門
スマートシティ統括部
E-Mail:sc_pr@cros.jp.nec.com

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