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NEC、インドネシアのジャカルタ都市高速鉄道南北線向け通信システム及び施設制御・データ収集システムの構築を受注
2024年8月1日
日本電気株式会社
NECは、双日株式会社が採択された、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する技術協力プロジェクト「ジャカルタ都市高速鉄道南北線の延伸プロジェクト第2期」において、通信システム及び施設制御・データ収集システムの構築をインドの建設大手ラーセン・アンド・トゥブロ社より受注しました。
インドネシアのジャカルタ首都特別州では、モータリゼーションが急速に進んだ結果、交通混雑による交通事故や深刻な大気汚染が社会問題となっています。公共交通機関の輸送能力の向上が喫緊の課題であり、近年、都市高速鉄道の整備が進められています。
ジャカルタ都市高速鉄道南北線の延伸プロジェクト第2期は、第1期で開通した16kmの路線(ルバック・ブルス・グラブ駅-ブンダランHI駅)を北へさらに約6km延伸し(ブンダランHI駅-コタ駅間)、全長約22km、ルバック・ブルス・グラブ駅-コタ駅間を約45分で結びます。本件はJICAの有償資金協力として実施され、2030年に全面開通する予定です。
NECは第1期と同様に延伸区間においても、通信システム及び施設制御・データ収集システムを構築します。通信システムについては、電気通信リング基幹伝送ネットワークシステム(BTNS)、構内放送システム(PA)等を提供します。また、施設制御・データ収集システムについては、鉄道運行に必要な施設の制御や管理、データ収集を行うシステム等を提供します。
NECは、今後もデジタル技術を活用し、インドネシアの鉄道をはじめとする交通インフラの整備に積極的に取り組むことで、同国の発展および国民の利便性向上に貢献していきます。
なお、本件に関するNECのグローバルトランスポートインテグレーション統括部長・海老沢美佐子統括部長のコメントは以下の通りです。
「先進的なデジタル技術を活用し、交通インフラの開発に積極的に取り組むことで、インドネシアの経済成長と乗客の利便性向上に貢献していきます。引き続き、国際社会に安全・安心で効率的な交通インフラを提供していきます」
以上
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC グローバルトランスポートインテグレーション統括部
E-Mail:press-mrtj2@gti.jp.nec.com
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