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NEC、陸上自衛隊主催の「多国間サイバー防護競技会」の支援役務を実施
~サイバー領域における能力強化、防衛協力関係強化に貢献~2024年3月12日
日本電気株式会社
NECは、陸上自衛隊が主催する国際的なサイバー技術向上のための「多国間サイバー防護競技会(Cyber KONGO 2024)」の支援役務を実施しました。
本競技会は、サイバー攻撃が発生した環境における調査・解析を行う競技を通じて、サイバー領域における能力強化を図るとともに、参加各国間との防衛協力関係強化を図ることを目的とし、団体戦及び個人部門の2区分にて実施しました。
競技会の概要
- 実施時期
- 団体戦:2024年2月8日~2月9日
- 個人部門:2024年1月24日~2月6日
- 参加者数
- 団体戦:防衛省内における各部隊等及び友好国16か国
- 個人部門:防衛省内における各部隊等
- 競技内容:
- ①団体戦
サイバー攻撃が発生した環境における攻撃の内容、被害状況および攻撃者の帰属に関する調査・解析を通じて、インシデントレスポンス技術の向上を図った - ②個人部門
ログ解析やマルウェア解析、フォレンジック等を通じて、基礎的な情報セキュリティレベルの向上を図った
- 備考:
本競技会の支援は日本電気通信システム株式会社と連携して実施
2022年12月に閣議決定された安全保障関連3文書において、重大なサイバー攻撃の恐れがある場合、これを未然に排除し、被害の拡大を防止するため「能動的サイバー防御」を導入することが宣言され、積極的な取組みが続けられています。一方で、昨今のウクライナやイスラエル・パレスチナ情勢等の深刻化に伴い、国境を越えたサイバー空間をめぐる脅威は高まり続けています。
NECは、2019年度から陸上自衛隊通信学校向けに部外委託教育を提供しており、現在までに高度サイバーセキュリティ教育を計9回開催するなど、防衛省・自衛隊のサイバーセキュリティ人材の育成に貢献してきました。今後も防衛省をはじめ国内外の政府機関や重要インフラ企業などへのサイバー防御の演習、製品・サービスの提供を通じてサイバーセキュリティ能力の向上に貢献します。
NECは、航空宇宙および国家安全保障に関わる国家機関・関連機関向けのICTソリューションの提供とそれを支える先進的技術開発を担っています。今後も豊富なドメインナレッジと技術力を結集して社会価値を創造し、国民が安全で安心に暮らせる社会の実現に貢献していきます。
以上
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC NSインテリジェンスソリューション統括部
E-Mail:cyber_nec@nss.jp.nec.com

NECは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、
誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
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