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NEC、若者世代の松本定住率向上を目指し「マルチライフサポート基盤」の導入に向けた取り組みを開始
2023年11月1日
日本電気株式会社
NECは、デジタルシティ松本推進機構(DigiMAT)が支援するプロジェクトの採択事業者として、学生の生活に役立つ情報の発信や就職活動支援などを行うためのプラットフォーム「マルチライフサポート基盤」の構築・実装に向けた取り組みを開始します。本取り組みを通じて、松本エリアへの若者世代の定住率向上を目指します。
松本エリアは、県外からの進学などにより若者の転入が多いエリアです。一方で、若者が就職のタイミングで都市部へ離れてしまうなど、地域に定着しないことが課題となっています(注1)。このため、地域に対する愛着心を醸成するための取り組みが重要となっています。
NECは、イベントDXサービス「FORESTIS(フォレスティス、注2)」をベースに「マルチライフサポート基盤」を構築し、松本市のスタートアップ企業であるプルグラデザイン(注3)との協業により学生向けWebメディア「シンダイガイド(注4)」と連携して街の情報やイベント情報、就職活動に関する情報などを発信します。なお、「FORESTIS(フォレスティス)」はLINEをタッチポイントとして周遊促進や街の活性化を目指すサービスであり、利用者の属性やコンテンツ閲覧履歴、行動履歴を収集、統合的に分析することができます。
また、「マルチライフサポート基盤」上で実装するコンテンツの企画には信州大学(注5)の協力を得て、学生自らが参画し、データ分析にも携わることができる体制を構築する予定です。収集したデータを分析することで、より学生のニーズにマッチしたコンテンツやサービスを創出することができます。学生に対する地域への理解深耕や地域でのコミュニティ形成を促進し、地域への愛着心を醸成することで、松本エリアへの定住率向上を目指します。
具体的な取り組みの第一弾として、2023年11月4日、5日に開催される信州大学の学園祭「銀嶺祭」にてイベント情報の発信と大学構内回遊型の謎解きラリーを実施し、「マルチライフサポート基盤」上でどのようなデータを収集、分析できるのか検証する調査事業を行います。
NECは今後、様々なサービス提供企業と連携し、「マルチライフサポート基盤」上で実装するコンテンツやサービスのさらなる拡充を進めていきます。
以上
- (注1)超少子高齢型人口減少社会における松本市の人口推計
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/uploaded/attachment/21806.pdf
- (注2)NECのイベントDXサービス「FORESTIS(フォレスティス)」
https://jpn.nec.com/FORESTIS/index.html - (注3)
- (注4)
- (注5)
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 国内スマートシティ営業統括部
E-Mail:nec_dcmatsumoto@shinshu.jp.nec.com

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