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NEC、フィリピンの南北通勤鉄道向け通信システム及び自動料金収受システムの構築を受注
2023年7月19日
日本電気株式会社
NECは住友商事株式会社と共に、フィリピン共和国・運輸省が整備を進める南北通勤鉄道のソリスーマロロス間における通信システム及び自動料金収受システム(AFC:Automated Fare Collection)の構築を日立レールから受注しました。
南北通勤鉄道は、マニラ首都圏と近接する地域を南北に結ぶ147km(カランバークラーク間)の鉄道であり、今回の受注はこのうち約35.4km、9駅の区間を対象としています。南北通勤鉄道の整備により、マニラ首都圏の交通ネットワークの強化や深刻な交通渋滞の緩和、大気汚染の抑制などが期待されています。なお、南北通勤鉄道の整備には独立行政法人国際協力機構(JICA)の円借款の資金が活用されています。
NECは、国内外での通信システム及び自動料金収受システムの構築で培った経験を活かし、設計、製造・開発、機器調達、工事、試験を含めた一括請負契約により、これらのシステムをパートナー企業と連携して構築します。
通信システムについては、ネットワークインフラや列車無線システム、駅舎の案内放送システム、監視カメラシステムなどを提供します。また、自動料金収受システムについては、交通系ICカードの運賃精算・ID管理を行うシステムに加えて改札機や券売機を含む機器などを提供します。
NECは、今後も先進のデジタル技術を活用し、フィリピンの鉄道をはじめとする交通インフラの整備に積極的に取り組むことで、同国の発展および国民の利便性向上に貢献していきます。また、今回の実績も活かし、アジアをはじめとする世界各国の安全・安心で効率的な交通インフラの実現に取り組んでいきます。
以上
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NEC グローバルトランスポートインテグレーション統括部
E-Mail:press-nscr1@gti.jp.nec.com
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