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NEC X、世界有数のアグリテックアクセラレーターTHRIVEとパートナーシップを締結

〜食農分野におけるTHRIVEの幅広いネットワークにアクセスし、高度な自社技術を提供することでイノベーションを加速〜

2023年6月28日
日本電気株式会社
NEC X, Inc.

NECの子会社で、新事業の創出を推進するNEC X, Inc. (注1、以下 NEC X)は、食農分野でスタートアップの事業立ち上げを支援する世界有数のアクセラレーターTHRIVE (注2)とパートナーシップ契約を締結しました。本パートナーシップにより両社は、北米を中心に食農分野におけるスタートアップを共同で発掘・支援し、新事業の立ち上げと成長を加速させます。

米国 SVG Venturesが運営するTHRIVEは、世界100カ国、8000社以上のスタートアップが参加する世界有数のアグリテックアクセラレーターです。
本パートナーシップによりNEC Xは、THRIVEが運営するプレシードアクセラレータープログラムや、包括的な創業者データベースなどを活用し、食農分野における起業家人材への早期アクセスが可能となります。さらに、THRIVEの本分野における知見・戦略の活用や、投資先・グローバルパートナーとのエコシステム活動への参加により、NEC Xの新事業創出プログラム「Elev X!」をより強化します。

またNEC Xは、食農分野の起業家に対して、生産と資源管理を最適化するための精密農業や自動農業システム、作物モニタリング、予測分析など高度なソリューションの導入を支援し、同分野でのイノベーションの創出を加速します。

NECは、人工知能(AI)や機械学習、センサー、データ分析、クラウドコンピューティングなど、さまざまな新技術に関する研究開発の専門知識を有しており、これまでもデジタルプラットフォームソリューション「CropScope」で農業市場に参入するなど、グローバル市場でAIとデータ分析による農業経営をサポートしてまいりました。 NEC Xでは、特殊作物栽培作業向けの自動剪定ロボットを提供するスタートアップBeagle Technology (注3)をはじめ、これまでに10件の新事業を立ち上げており、今回のTHRIVEとのパートナーシップにより、食農分野における潜在ニーズの発見とソリューションの開発をより強化していきます。

本件に関する各社のコメントは以下のとおりです。
NECとNEC Xは、THRIVEとのパートナーシップにより、食農分野において独自の技術やリソースを活用して事業化し、スケールさせることができます。 また本パートナーシップを通じて、THRIVEのエコシステム内の起業家に新しい機会を提供し、共に農業と食の未来を創造できることを楽しみにしています。

John Hartnett, CEO and Founder, SVG Ventures | THRIVE

NEC Xは、気候変動や人口増加といったグローバルな課題に取り組む中で、農業と食の重要性が高まっていると認識しています。そのため、AIや機械学習、センサー、データ分析技術といった最先端技術に関する専門知識を活用し、この分野でのイノベーションの創出に尽力してまいりました。THRIVEとのパートナーシップにより、同分野の起業家を支援し、農業と食の未来のために共にイノベーションの創出に取り組めることを楽しみにしています。

NEC X, President and CEO, 松本眞太郎

以上

  • (注1)
    本社:米国・カリフォルニア州、President and CEO:松本眞太郎
  • (注2)
    本社:米国・カリフォルニア州、Founder and CEO:John Hartnett
  • (注3)
    NECプレスリリース:新事業開発を加速するNEC X、ブドウ農家向けに自動剪定ソリューションを提供するスタートアップを新たに設立
    https://jpn.nec.com/press/202204/20220427_01.html

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC グローバルイノベーションビジネスユニット
コーポレート事業開発部門
E-Mail:contact@necx.jp.nec.com

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