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NECの歩行センシングインソール「A-RROWG」、機能強化によりX脚・O脚傾向やフレイルレベルなどが推測可能に
2022年6月10日
日本電気株式会社
NECは、歩行センシングインソール「A-RROWG(アローグ)」を機能強化し、株式会社マクアケ(注1)が運営するショッピングサイト「Makuake STORE(マクアケストア)」(注2)を活用して提供開始しました(注3)。
「A-RROWG」は、小型の歩行分析センサを搭載した専用インソールを靴に入れるだけで自然に「歩容(≒歩行の質)」を計測し、専用アプリから歩行状態のチェックや歩行改善アドバイス、トレーニングメニューの確認が可能なサービスです。
今回、従来から計測している歩行速度、歩幅、接地角度、離地角度、足上げ高さ、足の外回し距離に加え、フレイルレベル、CPEI(Center of Pressure Exclusion Index=足圧中心移動指数)など17の計測項目を新たに追加しました。計測項目の追加により、例えばフレイルレベルでは加齢に伴う運動能力の低下具合を、CPEIではX脚・O脚傾向を推測することが可能となります。これにより、NECは「A-RROWG」の提供を通じて、従来の「品格ある歩き方」の支援から、より進んだヘルスケアサービスの提供を目指します。
計測結果画面イメージ
計測項目解説画面イメージ
NECは、2019年11月に応援購入サービス「Makuake」での販売開始(注4)以降、応援購入頂いたユーザに本製品への期待や利用していく中で感じた課題に関するインタビューを継続して実施してきました。その中で、歩き方のデータから自身の健康状態を客観視したいというニーズが大きいことがわかり、今回の機能強化に至りました。
今後、医学系研究機関や靴メーカーなど法人向けに提供している「歩行センシング・ウェルネスソリューション」(注5)においても同機能の提供を目指します。また、パートナー連携やヘルスケア向けの機能強化を順次進めるとともに、2023年までに法人向けと合わせて3万ユーザへの提供を目指します。
NECは、ヘルスケア・ライフサイエンス領域において、生活者や医療従事者など一人ひとりに寄り沿ったサービス・製品の提供を通じ、あなたらしく生きることのできる社会の実現を目指します。
【別紙】A-RROWG計測項目一覧詳細
以上
- (注1)本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中山 亮太郎
- (注2)「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げる株式会社マクアケが運営する、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」において目標金額を達成したプロジェクトが、完成した商品を出品できるショッピングサイト
- (注3)過去に「A-RROWG」を購入された方については、アプリを最新バージョン(iOS:15.0以上に対応、Android OS:8~11推奨)にアップデート頂くことで利用可能です。(歩行分析センサの電池残量が残っている場合に限ります)
- (注4)NECとFiNC、クラウドファンディングを活用し、ウェルネス・ソリューションの共同開発を加速
https://jpn.nec.com/press/201911/20191127_01.html - (注5)NEC、日常の歩行データを場所や時間を問わず収集し、歩行状態を分析可能な「歩行センシング・ウェルネスソリューション」を法人向けに提供
https://jpn.nec.com/press/202110/20211008_03.html
「Makuake STORE」販売ページ
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 事業開発統括部
E-Mail:contact@walk.jp.nec.com
NECは、安全・安心・公平・効率という社会価値を創造し、
誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指します。
https://jpn.nec.com/profile/brand/