2022年1月4日
日本電気株式会社

※本プレスリリースはNECのスイス子会社であるAvaloqから発表された英文リリースの抄訳です。

NECのスイス子会社で金融ソフトウェア企業Avaloq Group AG(以下、Avaloq)は、台湾大手都市銀行のTaipei Fubon Bank(タイペイ・フホン・バンク)社の香港、シンガポール、台湾におけるプライベート・バンキング事業拡大のため、最先端の金融機関向けウェルスマネジメントプラットフォームを提供します。

Taipei Fubon Bank社が新規サービス導入にあたり、業務効率化と金融規制遵守の2点を選考基準として重要視しています。Avaloqのプラットフォームは、さまざまな国の主要な金融規制に準拠しており、Taipei Fubon Bank社の選考基準を満たしていることから、今回の導入が決定しました。これにより、Taipei Fubon Bank社はグローバルでのプライベート・バンキング事業において、スピーディーに市場へ参入することができます。

Taipei Fubon Bank社は、はじめに香港とシンガポールの顧客へ新プラットフォームを活用したプライベート・バンキング・サービスを開始し、その後、台湾へもサービスを拡大します。導入初期では、CRM(顧客管理システム)、KYC(注)、規制コンプライアンス、および商品管理に重点を置きながら運用し、その後、株式、通貨、投資信託、デュアル・カレンシー投資、株式連動債など、幅広い投資商品を追加していく予定です。

Taipei Fubon Bank社Senior Executive Vice President のJames Wang氏は次のように述べています。
「Avaloqのコア・バンキングシステムを導入することで、当行はマーケティングに費やす時間を短縮し、効率的に多くのお客様へより良いサービスの提供を目指します。当行はAvaloqの革新的なソリューションを使用することで、他の主要マーケットへ規模を拡大し、多くのお客様にサービスを提供することができると考えています。Avaloqと有意義なパートナーシップを築けることを楽しみにしています。」

Avaloq　North Asia Managing DirectorのPascal Wengiは次のように述べています。
「この度、Taipei Fubon Bank社に当社のプラットフォームを提供でき、非常に嬉しく思います。当社のコア・バンキングシステムは、香港、シンガポール、そして台湾のお客様へより良いサービスを提供するため、Taipei Fubon Bank社のプライベート・バンキング・システムの変革を支援し、同行のデジタル機能を強化します。当社プラットフォームがTaipei Fubon Bank社の市場規模拡大に貢献できることを非常に嬉しく思います。」

以上

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