2021年12月14日
日本電気株式会社

NECは、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)が12月13日から開始したStand Alone(SA)方式による5Gサービス(以下、5G SA)において、5G専用のコアネットワーク設備である5GCと5G基地局装置を提供し貢献します。
NECは、今後もドコモの5G SAを支える高信頼の技術と製品を提供するともに、各パートナー企業・自治体とともにユースケースの創出に貢献します。

NECのSA方式の5GCは、仮想化技術に加えてコンテナ技術(注)を採用することで、多様なサービスに応じた柔軟な運用が可能です。また、スライスネットワークの構築が可能なため、5Gの特長とされているeMBB(高速大容量)、mMTC(同時多接続)、URLLC(低遅延・高信頼)を活かしたカスタマイズが可能なネットワークを実現することができます。

ドコモの商用ネットワークで運用されているNon Stand Alone(NSA)方式のNEC製5G基地局装置の親局(5G CU/DU)は、ソフトウェアのアップグレードのみでSA方式に対応可能であり、上記5GCとの連携によりスムーズな5G SAの展開に貢献します。

本件に関するドコモ・NECのコメントは以下の通りです。

5G SAにより、多種多様なユースケースに柔軟に対応可能なネットワーク・ソリューションの提供が可能となります。NTTドコモは、5G SAを通じて新しい価値の創出や社会課題の解決に貢献し、お客さまの生活がより便利で豊かなものになるよう、5Gネットワークの更なる高度化を推進して参ります。

株式会社NTTドコモ 常務執行役員 小林 宏

NTTドコモの5G SAサービスに貢献できたことを光栄に思います。高品質で信頼性の高い5GCおよび基地局装置を提供することで、ドコモの5Gサービスの拡大を強力にサポートし、グローバル市場を含めた次世代モバイルインフラのさらなる発展に貢献していきます。

NEC 執行役員常務 河村 厚男

以上

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC ネットワークサービス企画本部
E-Mail：contact@nwsbu.jp.nec.com