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NEC、一宮市のRPA実証実験に参加

~市税業務の効率化・職員の働き方改革に貢献~

2018年6月28日
日本電気株式会社

右:一宮市長 中野 正康
左:NEC 東海支社 中部官公営業本部長 中野 賢司

NECは、愛知県一宮市が本年7月から8月まで実施する、市税業務にRPA(Robotic Process Automation、注1)を活用する実証実験に参加します。

一宮市は現在、「第2次一宮市情報化推進計画」(注2)にてAI、IoTなどの情報通信技術の発展を見据えた行政サービス改革を推進しています。その中で、ICTを活用した利便性の高い市民サービスの提供に向け、RPAを利用した事務の効率化を検討しています。
一宮市は本検討の一環として、特定の時期に定型的な単純作業が膨大に発生する市税業務の効率化、市民サービスの向上、職員の時間外勤務の削減・働き方改革に向けて、RPAを導入する実証実験を行います。(注3)

NECは今回、本実証実験において、NECのRPAソリューション「NEC Software Robot Solution」(注4)を用いた特別徴収異動届出書の自動入力により職員の業務負担を軽減する実験を行います。

特別徴収異動届出書は、社員の転勤や退職に伴い企業から市へ提出される書類で、年間18,000件に及びます。市では、従来、紙で提出された届出書の項目を職員が手作業で端末へ入力しており、入力のために年間約600時間を要していました。

今回のNECの実験では、届出書の記載内容のうち「異動年月日」や「異動の事由」など6項目をOCRスキャナでデータ化するとともに、NECのRPAソリューション「NEC Software Robot Solution」により自動入力し、入力時間の削減効果を分析します。

NECは今回の実験を契機に、自治体向けのRPA導入を推進するとともに、今後もRPAのソリューション・サービスの提供を通して、企業や自治体などにおけるさらなる業務の効率化や生産性向上など働き方改革の実現に貢献していきます。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

NEC Software Robot Solution紹介サイト

NEC Software Robot Solution
URL:https://jpn.nec.com/softwarerobotsolution/index.html

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC 公共ソリューション事業部
E-Mail:sw@fcs.jp.nec.com

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