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「NECプロボノイニシアティブ」の2017年度支援団体に地方創生に取り組む3団体を決定

2017年9月12日
日本電気株式会社

NECは、グループ社員がもつプロフェッショナルスキルを社会起業家の抱える課題解決に役立てるプロボノプログラム「NECプロボノイニシアティブ」の2017年度支援団体として3団体を決定しました。

NECは、2010年にNPO法人サービスグラント(注1)と協働で、国内企業では初めてのプロボノプログラムを開始して以来、「NEC社会起業家育成プロジェクト」(注2)の一環として20団体を支援してきました。

本年度も支援団体を一般公募し、このたび「地方創生」などに取り組む3団体を選定しました。約5か月間、社内公募した社員21名がプロフェッショナルスキルを活かし、3チームに分かれ、社会起業家を支援します。

NECは、本プログラムを通して、NECグループ社員が仕事を通じて培ったスキルが、社会起業家の育成に広く社会に役立つことを目指します。

2017年度支援団体は次の3団体です。(順不同、敬称略)

「株式会社アイローカル」

  • 代表者名:

    厨 勝義(くりや かつよし)
    2011年度NEC社会起業塾(注3)卒塾生

  • 事業内容:

    地元の雇用を創出する目的で設立。地元の素材をテーマに、手作りの石鹸を製作。宮城県牡鹿郡女川町にて店舗を運営。地域において主役になりづらい若年の女性の活躍の場として、立ち上げ後3年でパートを合わせて7名の雇用を実現。デザイン性を取り入れることで高付加価値化された商品は東北内外で高く評価され、現在は女川町の店舗のほか、卸先の雑貨店や南三陸町、仙台、東京などでも販売。

  • 支援内容:

    ITコンサルティング

  • 参加社員:

    7名

「シェアビレッジプロジェクト(運営:株式会社kedama けだま)」

  • 代表者名:

    武田 昌大(たけだ まさひろ)

  • 事業内容:

    「維持費」や「住む人がいない」ことによる古民家の解体に歯止めをかけ、古民家を中心とした文化、歴史、「日本の原風景を次の100年も残す」ことを目指し設立。
    都市部に集中する人や金を地方とつなぎ、古民家の維持だけではなく、都会と田舎の物理的な壁を超えた「村」と「村民」という繋がりをオンラインコミュニティという形で創ることで共助社会である「村」を再定義。「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」という考えのもと、全国に散らばる古民家をオンラインコミュニティにおける「村民」が再生させるしくみを構築。

  • 支援内容:

    BtoBマーケティング

  • 参加社員:

    7名

「NPO法人四日市の交通と街づくりを考える会」

  • 代表者名:

    上野 理志(うえの さとし)

  • 事業内容:

    現「四日市あすなろう鉄道」の存廃問題をきっかけとして、地域住民が安心して暮らせる豊かな街づくりに寄与することを目的に、四日市市を中心とする総合的な公共交通の適切かつ永続性のある在り方を検討し、広く一般に公共交通の重要性と街づくりにおける必要性を啓発する事業を実施。当該鉄道の魅力を伝えることで公共交通への関心を高めている。

  • 支援内容:

    ビジネスプランニング

  • 参加社員:

    7名

本年度のプログラム開始にあたって、本プログラムを協働で運営する NPO法人サービスグラント代表理事 嵯峨生馬氏より、以下のコメントが寄せられています。

「今年度のNECプロボノイニシアティブは、支援先すべてが東京から離れた場所で、地方創生や東北の復興に関わる団体です。日頃のビジネスの環境とはまったく違うフィールドで、NEC社員プロボノワーカーのみなさんが、持ち前のチームワークと粘り強さを発揮して、課題解決につながる前向きなアイデアを発見し、それぞれの地域に新しい風を吹かせることを期待しています。」

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進のICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

  • (注1)NPO法人サービスグラント http://www.servicegrant.or.jp/
    主にビジネスパーソン等を対象に、自身のスキルをつかってNPOを応援したいと考えるボランティアのメンバーを募集し、こうしたボランティアのメンバーを5~6人のチームとして編成し、NPOとのマッチングを行い、NPOに対して、WEBサイトやパンフレット等の成果物を提供するまでのコーディネイトをしている。
    2005年以来、現在進行中も含めて525件のプロボノプロジェクトを実施。
    現在、民間企業等に勤めるビジネスパーソン3,477人が登録している。
  • (注2)NEC社会起業家育成プロジェクト
    http://jpn.nec.com/community/ja/resources/npoproject.html
    社会を変える大きなインパクトを創出する可能性を持つ社会起業家を「NEC社会起業塾」「NEC社会起業塾Next Stageプログラム」「NECプロボノイニシアティブ」を通して支援するプロジェクト。
  • (注3)NEC社会起業塾 http://jpn.nec.com/community/ja/resources/npo.html
    2002年よりNPO法人ETIC.主催、NECがオフィシャルパートナーとして協働で開催し、社会的課題に取り組む若手社会起業家を支援するプログラム。2016年度までに58団体が卒業し、卒業生には、NPO法人フローレンス(ハーバード・ビジネス・スクール・クラブ・オブ・ジャパンより「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」を最年少で受賞、ニューズウィーク「世界を変える100人の社会起業家」に選出)やNPO法人かものはしプロジェクト(国際青年会議所世界大会にてTOYP賞『世界で最も傑出した若者賞』を受賞、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー(リーダー部門)を最年少で受賞)等がいる。また2013年度には10年以上にわたる実績が評価され、「企業フィランソロピー大賞・社会変革への礎賞」(主催 公益社団法人日本フィランソロピー協会)を受賞。

「NECプロボノイニシアティブ」について

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC コーポレートコミュニケーション部 CSR・社会貢献室
TEL:03-3798-9555
E-Mail:sco@csr.jp.nec.com

NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
http://jpn.nec.com/profile/vision/message.html
Orchestrating a brighter world

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