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NEC、インドにOSSの専門組織「OSS Technology Centre」設立

~グローバルにおけるOSS活用の支援体制を強化~

2016年7月1日
日本電気株式会社
NEC Technologies India Private Limited

NECとNEC Technologies India Private Limited社(本社:インド共和国ノイダ市、CEO兼取締役社長:Anil Gupta(アニル グプタ)、以下 NTI)は、NTI内にオープンソースソフトウェア(OSS)の技術支援専門の組織として「OSS Technology Centre」を本年7月1日設立します。

新組織は、ソフトウェア開発やサポート対応力などの基本スキルに加え、OSSに関するコミュニティ活動やOSSソリューションアーキテクトとしての実績・スキルを有する要員約50名の体制で活動を開始します。企業のグローバルにおけるOSSを活用したシステム構築への支援体制強化や、海外のOSSベンダとの連携強化を図り、迅速な支援を実現します。

NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、新組織を中心にグローバル支援を強化することで、企業のOSSの安全・安心な活用、促進に貢献していきます。

近年、企業において、クラウドやビッグデータ、SDN/NFV(注1)領域におけるOSS、とりわけOpenStackなどの活用ニーズが拡大し、OSSベースでのシステム構築がグローバルを中心に活発になっています。また、次世代ICT技術活用の観点から、SoE(注2)やIoT領域でのOSS活用への期待も高まっています。

今回NECとNTIは、インドにOSSの専門組織「OSS Technology Centre」を設立し、まずはアジアパシフィック地域を中心としたグローバルでのサポートサービスを提供することで、各地域や現地法人の行うOSSを活用したシステム構築事業の推進に貢献します。特に、クラウドやSDNなどの領域におけるOSSを活用したシステムに関して、支援体制の強化を図ります。これにより、グローバルユーザのみならず、日本国内ユーザのグローバルにおけるOSSを活用したシステム構築などへの迅速な支援を実現します。
さらに新組織では、OpenStackをベースとした開発において、SDN/NFVなどのネットワーク関連や、コンテナ(注3)・PaaSといったアプリケーション基盤関連の新規機能開発を積極的に進め、OSSコミュニティへ提供することでソースコードの公開に貢献していきます。

NECグループは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。

以上

  • (注1)SDN(Software-Defined Networking):ネットワークをソフトウェアで制御する概念。
    NFV(Network Functions Virtualization):ネットワーク機能の仮想化。
  • (注2)SoE(Systems of Engagement):顧客との関係を強化するシステム群。
  • (注3)いくつかのユーザプロセスをまとめたユーザ空間を意味し、軽量な仮想化の仕組み。

本件に関するお客様からのお問い合わせ先

NEC クラウドプラットフォーム事業部
E-Mail:oss@osspf.jp.nec.com

NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
様々な課題解決や社会価値創造に貢献していきます。
詳細はこちらをご覧ください。
http://jpn.nec.com/profile/vision/message.html
Orchestrating a brighter world 世界の想いを、未来へつなげる。

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