NEC、プロジェクションマッピングを活用し、効果的な訴求を実現する販促用展示台を発売
2015年8月3日
日本電気株式会社
NECは、企業の販売促進部門や販促ツール制作会社向けに、プロジェクションマッピングを活用し、効果的な訴求を実現する販促用展示台「プロジェクションマッピングPOP」を本日から発売します。
新製品は、展示台、プロジェクター、ソフトウェアのセット製品です。展示台上部の置台に動きのある映像の表示や音楽の出力等、従来の紙や電飾を活用したPOPでは困難であった展示を行うことで、企業の展示会や店頭での集客効果を高める等、効果的な訴求を実現します。また、表示する映像は、ソフトウェア上で容易に変更可能なため、展示品変更の際も流用できます。
NECは「社会ソリューション事業」に注力しており、映像とICTを融合した製品を提供することで、映像を活用した効果的な訴求を実現し、企業や団体のブランド価値向上や事業拡大に貢献していきます。
プロジェクションマッピングPOP設置イメージ
背景
昨今、企業や団体では商品を効果的に訴求するために、紙や電飾を活用したPOPが利用されています。一方、従来のPOPでは、商品アピールや利用シーンのイメージ訴求には限界があり、動画や音楽を活用した商品訴求を実施したいといったニーズが高まっています。また、従来のPOPは、イベントや展示場所、商品ごとに個別に制作が必要で、シーンが変更になる度にコストが発生することが課題となっていました。
新商品は、映像や音楽を活用した効果的な訴求の実現に加え、表示映像を容易に変更可能で展示台を流用できることから、これらの課題とニーズに応えます。
価格、出荷日、販売目標
製品名 | 価格(税別) | 出荷日 |
---|---|---|
プロジェクションマッピングPOP (展示台、プロジェクター、マッピングソフトウェア) |
オープン価格 | 2015年8月下旬 |
販売目標:1年間で1,000台。
特長
- プロジェクションマッピングを活用した映像や音楽で効果的な訴求を実現
展示台の内部にプロジェクターを設置し、展示台上部の置台に内側からプロジェクションマッピングを活用して映像を投映します。また、音楽や音声をプロジェクターや外付けのスピーカから出力可能で、イベント等での商品利用シーンをイメージする映像と合わせた新しい展示演出や、店頭で目立つ映像や音楽を活用することで集客効果を高める等、効果的な訴求を実現します。さらに、内部から投映することで外光の影響を少なくするほか、5面で構成された置台の採用により、イベントや店頭等の明るい場所でも様々な角度への訴求を実現します。なお、LED光源を採用したプロジェクターを使用しているためランプを採用したプロジェクターに比べ約6.7倍(注1)の長時間使用(2万時間)が可能です。 - 設置の柔軟性に加え、表示映像の制御を容易に実現
プロジェクターの専用治具の活用や、約15kg(ノートパソコン含まず)の軽量設計、展示台下部へのキャスターの装備により、イベント会場への搬入や搬出、店舗レイアウト変更等、柔軟な設置を実現しました。また、北海道日興通信株式会社(注2)製ソフトウェア「PROJECTION CANVAS Pro for NEC」(注3)を使用することで、表示映像の容易な変更に加え、表示場所の指定や投映時間の管理が可能なため、映像の容易な制御を実現します。
NECグループは、「2015中期経営計画」のもと、安全・安心・効率・公平という社会価値を提供する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
【別紙】 プロジェクター仕様
以上
「プロジェクションマッピングPOP」について
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
パートナーズプラットフォーム事業部
TEL:03-3798-7856
NECは、社会ソリューション事業を推進する
ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」のもと、
今後の世界の大きな変化(メガトレンド)に対応する
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