2014年7月30日
日本電気株式会社
NECは、CSR(企業の社会的責任)に関する取り組みと成果をステークホルダーに報告する「NEC CSR Webサイト」に2013年度の活動報告を掲載しました。
NECは、CSR活動をより多くのステークホルダーに分かりやすく伝えることを目指し、CSRレポートを2004年から発行してきました。 昨年のCSR Webサイトのリニューアル公開に引き続き、本年も年次の報告にとどまらず、NECが「2015中期経営計画」に掲げる社会価値創造型企業への変革に向けて、事業活動をとおして社会的課題の解決に取り組む姿を、視覚的にかつタイムリーに伝えていきます。また、年度毎の活動報告については、CSR Webサイト内の「CSR活動報告2014」に一括掲載しています。 |
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NEC CSR Webサイト |
NEC アニュアルレポート2014 |
2014年度のCSR情報開示の特長
- 社会価値創造型企業に向けた、より充実したステークホルダーとの対話
社会的責任に関する国際ガイダンス規格であるISO26000の中核主題に沿って、NPO/NGOなどとの対話によるステークホルダーレビューを実施(2011年度に開始し4回目)。今回は、トップや経営企画部門も交え、「2015中期経営計画」で社会価値創造型企業への変革を掲げた背景、そのための企業文化の醸成、社会価値の指標の考え方などについても意見を交換。また、年次のステークホルダーレビュー以外でも、国内外でさまざまなステークホルダーと常々対話、エンゲージしている姿を開示。
- 「NECが優先的に取り組む7つのテーマ」を軸にCSR情報を開示
社会とNECにとって重要で優先度の高い課題やニーズを7つのテーマに集約して開示。事業活動を通した取り組みについては、NECの社会ソリューション事業に関する情報発信との連携を強化。
事業活動をとおして解決に取り組む社会的課題とニーズ(4テーマ)
- 信頼性の高い情報通信インフラの構築
ミャンマーの人々が安全・安心・快適に暮らせる社会づくりを支え、持続的成長に貢献する最先端の通信インフラについて紹介。
- 気候変動(地球温暖化)への対応と環境保全
「NECグループ環境経営行動計画2017/2030」の進捗と、Scope3対応の強化について開示。また、事業事例として、イタリアの配電事業会社に蓄電システムを納入した事例と、省エネ化によりCO2排出量を削減した神奈川データセンターの事例を紹介。
- 安全・安心な社会づくり
ICTの活用によるASEAN地域の防災対応力向上、香港におけるバスの安全・安心運行を実現したフリートマネジメントシステムなど、人々が安全・安心に暮らせる社会づくりに貢献している取り組み事例を紹介。
- すべての人がデジタル社会の恩恵を享受
鉄道駅においてお客さまの利便性向上に貢献するNECの姿を掲載。
事業活動を支える社内のマネジメント(3テーマ)
- お客さまとの信頼関係の構築
グローバルなCS(お客さま満足)向上や、品質・安全性への取り組みなど、お客さまとの信頼関係の構築に不断の努力を続けていくNECの姿を紹介。
- 働きやすい職場づくりとグローバルな人材育成
ダイバーシティ推進への取組み、グローバルに活躍できる人材の採用・育成、健康・安全管理などの推進について紹介。
- リスクマネジメントの強化とコンプライアンスの徹底
NECが社会に対して常に健全な経営を行う企業であり続けるために、リスクマネジメントの強化とコンプライアンスの徹底を、NECグループおよびサプライチェーンに展開する取り組みを紹介。
- 社会とNECにとって重要な「人権の尊重」をハイライト
「人権の尊重」をトップページに配置し、欧州や中国での取組みや、ICT企業として重要なテーマなど、グローバル企業に期待される人権尊重に積極的に取り組んでいるNECの姿を報告。
- 財務情報と非財務情報のハイライトを統合した「アニュアル・レポート2014」(PDF版)を開示
2013年に引き続き、財務報告と非財務情報を統合した「アニュアル・レポート2014」を発行。「アニュアル・レポート2014」では、財務情報と非財務情報のさらなる融合を図り、中・長期的な企業価値の向上と、それによる社会とNECの持続可能な発展の実現をより意識した構成を採用。
NECは「人と地球にやさしい情報社会をイノベーションで実現するグローバルリーディングカンパニー」というビジョンの実現に向けて、ステークホルダーのみなさまの要望や期待に真摯に耳を傾け、社会の価値観の変化や課題発生の兆候を把握し、新たな価値を創出することによりみなさまから愛される企業を目指していきます。
以上
NEC CSR Webサイト
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NECは、社会ソリューション事業を推進する企業としてのグローバルブランドを構築するため、
新ブランドメッセージ「Orchestrating a brighter world」を策定しました。
本ブランドメッセージのもと、世界の人々と協奏・共創しながら、社会の様々な課題解決に貢献していきます。
