2013年11月8日
日本電気株式会社
ファクトリコンピュータ FC-S35W
NECは、ファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」の新製品として、シリーズ最高速のCPUであるインテル(R) Xeon(R) プロセッサ E3-1275 v3(3.50GHz)を搭載した「S35W」を、本日から販売します。
新製品は、従来機「S16W」と同「S21W」の後継となる最上位機であり、高速・高性能のCPUとチップセットにより処理性能を従来比約1.5~2倍に高めました。
ファクトリコンピュータは、半導体・精密機械などの製造装置・検査装置や、ビル・公共施設の監視制御システムなどの分野で利用されており、24時間連続稼動を支える高い信頼性と、長期供給・長期保守が求められる製品です。また、環境条件(温度、電源ノイズ、振動など)の厳しい場所での使用を保証しています。
新製品の主な仕様、標準構成時の価格は以下のとおりです。また、新製品は、今後5年間で18,000台の販売を見込んでいます。
型名 | 主な仕様 | 希望小売 価格(税別) | 出荷開始時期 |
FC-S35W/S41R5Z |
CPU:インテル Xeon プロセッサ E3-1275 v3(3.50GHz) OS:Windows(R) 7 Professional 64bit (SP1) 日本語版 HDD:160GB×1 DVD-ROMドライブ搭載 |
558,000円 |
2013年12月2日 |
FC-S35W/S42R5Z |
CPU:インテル Xeon プロセッサ E3-1275 v3(3.50GHz) OS:Windows(R) 7 Professional 64bit (SP1) 日本語版 HDD:160GB×2 ミラーリング機能搭載 DVD-ROMドライブ搭載 |
658,000円 |
新製品の主な特長は次のとおりです。
- 従来機種に比べ処理性能を約1.5~2倍向上
「S35W」はCPUにインテル Xeon プロセッサ E3-1275 v3(3.50GHz)を搭載し、チップセットにインテル C226を採用。従来機種「S16W」比で処理性能を約2倍、同「S21W」比で約1.5倍向上。
- 用途に応じたHDD構成が可能
HDDは160GBと500GBから選択可能。HDDを2台に同じデータを保持するミラーリング機能も選択でき、信頼性をさらに高めることが可能。また、5型ファイルベイも装備し、3台目のHDDが増設可能。
- 豊富な拡張インタフェース
産業分野で多く使用されるシリアルポートを2ポート標準装備。LANは1000BASE-T対応インタフェースを2ポート装備。USBインタフェースは、装置前面に2ポート、装置背面に4ポートの合計6ポート装備。装置背面の4ポートはデータ転送速度が高速な「USB3.0」に対応。 拡張スロットは、PCI Express(×16) 1スロット、PCI Express(×8) 1スロット、PCIスロット(32bit/33MHz) 4スロットを装備。
- 信頼性を高めるRASツール
ファクトリコンピュータ本体内部の異常を検知し、システム障害を未然に防止するRAS機能として、ハードウェア状態(内部温度、FAN、電圧、PCIパリティ、ミラーリング状態)の監視、ウォッチドッグタイマ、バッテリアラーム検出、ロギング機能などを標準搭載。
主な仕様については
別紙をご参照下さい。
【別紙】 仕様
以上
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新商品に関する情報
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